偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

ゲーム友達とオフ会したら、(中略)病めるときも健やかなるときも⁉(CV:八神仙)

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同人サークルErrai発、オンラインゲームでやりとりしていたゲーム友達の青年とリアルで会った日にセックス、そのまま付き合って同棲中のカップルを描いたシリーズ第3弾。

 

元ゲーム友達で現彼氏のもーりーこと森輝(もり・あきら)とはじめてラブホテルにやって来たヒロイン。しょっぱなから最中で飛ばしてます。普段は自信なさげなしゃべりの輝、エッチではぐいぐい強気に来るところは相変わらず。ヒロイン大好きだけど、自分本位に暴走する快感に逆らえないところがもーりーらしい。事後しどろもどろで輝が謝ると、ヒロインがそれを許して好きが止まらなくなるとかラブラブです。

 

次の日、輝から電話が掛かってきます。今日は輝の家で会えない、ヒロインの家に帰ってくれないかという言葉が。違和感を感じたヒロインは輝を問い詰めますが、理由は教えてもらえず。ヒロインは言いつけには従わず輝の家に行くことに。顔を合わせても今日は一人で過ごしたい、と告げる輝の額には冷却シートが。昨日のラブホではしゃいだせいで風邪を引いてしまったのでした。ヒロインに風邪を伝染したり、看病してもらうのが申し訳なくてごまかしていた模様。ヒロインは輝を看病すべく、家に上がり込みます。熱があり食事を取っておらず、無理して在宅の仕事をこなしていたとか頑張りすぎでは。ヒロインは職場に連絡して休むことを提案、輝はそれに従いベッドで休みます。

 

輝が眠っている間にヒロインは雑炊を作り、目を覚ました彼に食べさせることに。看病シチュを想像した輝は、あーんして食べさせてとヒロインに頼み込みます。ヒロインの優しさに感極まって泣いてしまう輝かわいいな。泣き笑う画が見えるような。次の日の朝、輝のベッドに付き添っていたはずがソファに横たわっているヒロイン。先に起きた輝がソファにヒロインを運んだのでした。回復した輝にヒロインが抱きつくと、彼の下半身も元気になったぞ。反応したけどエッチはしないからと慌てる輝に、出すのを付き合うとヒロインは言います。ヒロインは輝を膝枕しつつ、彼の下半身に触れることに。最初は恥ずかしがっていたもののヒロインに胸を出してとお願いしたり、要求がエスカレートしていきます。普段輝が攻めてる分、立場が逆転して新しい快感に目覚めたよう。興奮が抑えられない輝にそのままベッドで抱かれることに。

 

女性向けしか見聞きしない方にはピンとこない授乳しつつのアレ、もーりーも言ってますが男性向け成人マンガで時々見かけるシチュです(なんで知ってるんだ)絵的にエロいプレイですが、もーりーの詳しい実況だと音声でやっても破壊力ありますね。エロ多めで今まで通りなところもありつつ、時間経過や変化が感じられる内容でした。ヒロインが輝の性癖や勢いに合わせることが出来るようになり、輝が一人で抱えがちなのをヒロインが踏み込めるようになったのが大きいかと。ヒロインの成長が輝にも変化を及ぼしているように感じます。看病してもらって感動したり、強い性欲を受け入れてもらえて驚きつつ喜んだり、ヒロインの愛と器の大きさのおかげでいい方向に進んだんだなと。タイトルで大体想像が着きますが、不器用で必死な告白にキュンとしました。エロと恋心、両方刺激してくるのがもーりーのいいところ。

 

はじめて同士で始まったこのシリーズ、蓋を開けてみたらエロくて陰キャが暴走していて、かわいい恋愛とは違うなというのが最初の印象でした。必死で全力でかっこつかないけどかわいくて、ギラギラしてたり色んな面を見せてくれる森輝。エロは多いままひたむきで一生懸命なところがキラリと輝いて、3作目にしてかわいい恋愛ものを聞いている気分になりました。1作目を聞き直すと後の作品とは異なり、濡れ場のねっとりと落ち着いたセクシーなしゃべりに驚きます。早口でテンパっているオタクの詳しい実況になるのは2作目からで、ヒロインとの付き合いが長くなってからの方が落ち着いてないのが面白く感じました。今となっては1作目のヤンデレ展開はふたりの親密度がさほど上がらなかった場合のifルートではと思うほど、愛が深まってるのがまぶしいです。