偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

さきゅトレ!Lesson.5ヤヒロ~ドMなカレを征服エッチ~(CV:猿飛総司)

さきゅトレ! Lesson.5 ヤヒロ ~ドMなカレを征服エッチ~(CV.猿飛総司)

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GOLD発サキュバスのヒロインが一人前になるため、淫魔や人間の男性と性行為に及ぶシリーズ第5弾。1、2作目を履修済み。サブタイトルにあるように、今作は女性優位となっています。

 

サキュバスのヒロインは、最後の関門である昇級テストを受けることに。第一のテストはMの素質を持つ人間を満足させ、精気を吸い取ること。ヒロインはヤヒロという人間の青年を夢に堕とし、淫らな行為に及びます。ヤヒロが自宅で兄と数分間電話したのを聞いた後、夢の中でエッチとか展開が早い。ヤヒロは突然現れたヒロインに困惑気味。ヒロインはヤヒロに胸を押し当て何度もキス、体液に含まれる媚薬の効果もあり彼もノッてきた様子。

 

ヒロインは異能の力で腕を二本増殖、四本腕になりヤヒロの腕を抑え乳首を攻めます。戸惑いつつすぐ喘ぎ声が出るあたり、Mなのは本当っぽい。興奮したヤヒロが下も脱がせてと言ってもヒロインは聞き入れず。ヤヒロが達するのを我慢していると、ヒロインの下着のような服が消え一気に裸に。焦れたヤヒロは本番したがっているものの、ヒロインは手を使うだけで聞いてくれません。達したヤヒロにヒロインはサキュバスの尻尾で攻め続け、そのまま本番へ。ヒロインの強引な攻めに翻弄され、ヤヒロは彼女に触れることが出来ないまま。中で達して快感は味わえたけど、触ったり自分の思うように出来ないのが不満げなヤヒロ。

 

事後、話をする二人。ヤヒロに精気を吸いやすいとかクズで愚図と言ったり、ヒロイン会話も遠慮がない。下僕認定されて喜ぶヤヒロ、Mであることを隠す気がないです。男性優位の風潮が嫌、押し倒されたい男がいたっていいだろと本音でしゃべってる。一瞬で姿を消したヒロインに驚くも、人生最高のセックスだったとか骨抜きにされてます。

 

ヒロインとセックスして三週間後、ヤヒロは彼女のことを忘れられずにいました。一人で自身を慰めていると、唐突にヒロインが現れます。久しぶりの再会ながらヒロインでしかいけない、他の女は玩具みたいなものとか話の内容がひどいな。ヤヒロはヒロインの命令で見られながら自慰をすることに。冷たい視線に興奮するとか、Mっ気が加速しています。

 

Mの人間の男性が相手で、最後まで対等になることは決してない作品でした。他の巻でインキュバスが人間を見下しているのと同様、サキュバスのヒロインにとって人間は食糧であり尊重する相手ではなく、人外セックスと女性優位が徹底してます。ヒロインが強すぎると男性キャラクターかわいそう、やり過ぎではとなりそうなところを兄を鬱陶しく感じているのに甘えて利用したり、付き合ってる彼女を内心見下していたり、クズな面を聞かせることでそう感じさせないのが上手すぎる。ヒロインがなかなかヤヒロに触れさせなかったり達するのを我慢させたり、苦し気だけど快感も得ている喘ぎがエッチです。クズな男性を快楽で余裕なくさせ、許しを請わせ優越感を感じる流れが絶妙。痛みも快楽に出来るヤヒロのMぶりが無敵で、なんでもありになってしまうのがすごい。ヤヒロ以外の人間ともしているヒロイン相手に、自分が一番になりたいところがかわいく感じます。

 

他に聞いたのはセロ編とレフ編のみですが、同族相手だと恋愛感情があるけどそのことに気付いていないもどかしさがありました。人間の男性相手だと恋愛感情皆無で、塩対応かつエロに全振りの姿勢も潔く、異能の力も加わり人外設定がプラスに作用してると感じます。独自の設定と世界観、キャラクターで同人音声の淫魔ものとも異なる手触りになっているのがあまりにも強力。ポップなタイトルとキャラデザとは裏腹に、噛み応えのある中身に圧倒されました。