偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

SEXUANIMAL~馬の獣人クロノと絶倫エッチ~(CV:一之瀬昴)

www.dlsite.com

配信限定レーベルEpinoiR発人間と獣人が共存する世界で、女性向け風俗サービスの獣人キャストとのやりとりを描いたシリーズ第2弾。先に彩和矢さんの3弾を聞いてからこちらを聞きました。

 

飲み会の後、セクシャニマルと呼ばれる獣人キャストがいるバーで飲むヒロイン。バーの責任者兼キャストである、クロノという馬の獣人に接客してもらっています。ヒロインとクロノは顔なじみで、彼の作るカクテルをよく注文しているのでした。すっかり酔ってしまったヒロイン、閉店時間を過ぎるもクロノはお友達としてお世話を焼きますと迷惑なはずが余裕ある対応だ。ヒロインはセクシャニマルのことを知ってはいるのですが、指名はせずお酒を楽しんでいるだけなのが珍しいとクロノは言います。クロノの巨根で絶倫という評判をヒロインが指摘すると、自信ありげなリアクションが。興味があれば試してみますかとさらっと言うの、大人の対応だ。ヒロインは自分は不感症だから試しても無駄、とコンプレックスがある様子。クロノはヒロインに勝負を持ち掛けます。「不感症のあなたをベッドで満足させれば私の勝ち」と、興味を持ったヒロインとホテルへ行くことに。

 

ホテル到着後、「あなたは私のお姫様で、私はあなたの下僕」というセリフを照れずに言えるクロノのベテラン感がすごいよ。有能な執事に応対してもらっているかのような。バスルームで体を洗ってもらうことになるものの、服を脱がないクロノが気になる様子のヒロイン。服を脱がせようとヒロインがクロノにお湯を掛けると驚かれますが、それもさらりとかわしベッドに誘導とかプロです。バスローブを脱ぎ、オイルでマッサージしてもらうことに。クロノでもおっぱいって言うんだ。マッサージと言いつつそれは性感マッサージで、されていることはまるきり前戯。達して泣きそうになるヒロインに、これはふたりだけの秘密とかどれだけ特別感を出してくるの。不感症なのではなく経験不足なのではと告げるクロノ、ヒロインが肯定感を持つよう励ましてくれるの優しいな。続きをしてみますかと問うクロノに、ヒロインは頷きます。

 

頭に馬の耳がついてるとか見た目はかわいいけど、大人でベテランのキャストに丁寧に扱ってもらったり翻弄される内容でした。第3弾の蛇の獣人も聞きましたが、歳のわりに大人びていて気遣いが行き届いているのは、クロノの教育の賜物なのが伝わってきます。スマートな対応と色気溢れる美声、馬の獣人で大きいとか強すぎる。最中もずっと声掛けされ、褒められたり励まされたりするの最早セラピーでは。事後の「セックス、これからも楽しんで下さいね」とか、どうやったらそんな言葉が出てくるんですか。完璧なあまり聞いているこちらが転がされている気分。

 

馬と言えば乗馬ですが、最終トラックでの荒々しさはこちらが乗られて鞭打たれてるよう。詳しい実況と貪欲さ、執着心の強さが見えてこの人馬の獣人だったわとなりました。セクシャニマルの仕事は副業で本業は商社マンとか、体力気力ともに底なしでそんなところまで馬並みというエピソードがすごすぎる。

 

特典トラックではふたりは付き合ってる状態なのですが、こんなすごい人とどうやって付き合うとこまでこぎつけたんだヒロインという気分に。執事のような丁寧な振る舞いに安心していたら、最終トラックや特典でぶん殴られます。あれだけやってもアフターフォローが完璧なので、非の打ちどころがないとか完敗です。丁寧に優しく扱われる前半のキャストモードと、荒々しく求められるビーストモードの後半で、両方楽しめるのがこちらのシリーズの美味しさかと思います。