同人サークルセックスドライブ発、大学の後輩にネットカフェで媚薬を飲まされ襲われたことから始まる、ヒロインの恋とエロを描いたDL作品の続編。１作目は一万DL以上売り上げ今も記録更新中、２作目となるこちらも絶好調とモンスターのようなシリーズ。正式タイトルは「密着囁き×キメセク！！After～大学の後輩が彼氏になったら愛も性欲もやばくて大変です～」この作品のみでも聞くことは可能ですが、１作目を聞いておくとより楽しめます。
前作のあらすじを紹介すると、恋愛未経験のヒロインが行きつけのネットカフェでくつろいでいると、何故か後輩男子の香坂棗（こうさか・なつめ）がやって来るところからスタート。ヒロインは棗のことをよく知らないのですが、彼はヒロインに興味津々。一方的に話し掛けられ、キスされます。ヒロインに開発した媚薬を飲ませ、彼女の体に触る棗。色々エロいことをされ、その後も脅されずるずると関係を持ってしまいます。最初は棗から迫っていたのが、欲情に火が付き自分から求めるようになるヒロイン。体目当てかと思いきやヒロインと身も心も結ばれたかったと告げる棗、二人は両想いになったのでした。２作目は付き合っている二人のその後を描いた内容。ヒロインは社会人になり、忙しくなかなか会えないというのが現状。二人のデートでのエロをいくつも聞くことに。
一ヶ月ぶりに再会したヒロインと棗、ヒロインの家で寂しさを埋めるように激しく抱き合います。達する直前に外に放つ棗に、中に出して良かったのにと言うヒロイン。前作でも棗にたしなめられていたけど、ヒロイン大丈夫か。火がついた棗はそのまま二回目をして今度は中に。ヒロインは社会人になったばかりで今は妊娠すべきではない、というのが棗の考えなのですが、ヒロインは自分との子どもは欲しくないのかと思ったよう。ヒロイン、愛が深いのかノリが軽いのか。今は大学生ながら、ヒロインとの将来も考えているらしい棗は喜びます。
別の日、思い出のネカフェやカフェのトイレの個室で本番したりと、ラブもエロも止まらない様子の二人。見つかるかもしれない状況でヒロインが興奮することを知り尽くしている棗に、さんざん攻められることに。人が近づいて来ても声を潜めて続けるとか、すっかり溺れています。
後日、仕事終わりのヒロインを車で迎えにきた棗。ヒロインは車の中であるものを見つけます。それは棗が過去にヒロインに飲ませた媚薬でした。棗に渡したコーヒーに媚薬を入れたり、ヒロインもめちゃくちゃでは。興奮した棗は停車し、ヒロインにキスします。個室状態とは言え、ここは街中では。いつ人に見つかるか分からない状態でいちゃつくとか、二人して性癖突き抜けてるよ。ヒロインが手を使って慰め、続きはホテルですることに。
ホテルでヒロインにキスしながら、先輩とこうしていることが夢なんじゃないかと話す棗。余裕そうに見えてヒロインに傾倒しているのがかわいいです。ヒロインも媚薬を飲み、二人でキメセクすることに。
前作同様トラックの序盤に短い会話があり、あとはエロという流れ。ストーリー性はあまりなく、エロ特化の内容です。今回はくっついた後で、デートするたびエッチするのを聞くことに。タイトル通り密着して囁かれ、耳舐めを堪能出来る音声作品ならではの美味しさが溢れています。
部屋とホテル以外は人に見つかるかもしれないシチュエーションと刺激的ながら、プレイはノーマルで聞きやすかったです。やはりこのシリーズはキメセクと、後半媚薬を使ったエロがあるのも嬉しいところ。今の棗は甘く囁きつつ意地悪してくる溺愛彼氏で、三橋さん効果もありスパダリ感が増していました。先輩呼びがかわいいのと、ちょいちょい拗ねたり年下感あるのもにくいよ。熱心に意地悪に攻めたい棗と意地悪されたい、アブノーマルなプレイも好きなヒロインが好相性。前作における棗の、愛が重いヤンデレ一歩手前のキャラクターは鳴りを潜めているかと思いきや、最後に来ました。序盤のヒロインの「中に出して良かったのに」発言が最後に効いてきます。最中のシーンの三橋さんのしゃべり方、ヤバ男感が絶妙でした。とは言え事後の誓いの言葉ですぐ甘い空気になり、スパダリ感が勝つのが今の棗で、にっこりすること間違いなしです。
