偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

SWEET LOVER年下の彼-彼を甘やかす-(CV:猿飛総司)

SWEET LOVER ~年下の彼~ -彼を甘やかす-(CV.猿飛総司)

GOLD発カップルの甘い時間を切り取ったシリーズ、個人的に初猿飛さんでした。脚本は穂乃みのりさん。

社会人のヒロインと大学生の花瀬晴(はなせ・はる)は恋人同士。居酒屋でバイトしている晴と出会い、彼からアプローチされ付き合うことになったのでした。金曜日の仕事終わりにヒロインが居酒屋に行くと、バイト中の晴から声を掛けられます。注文を取りつつ、ヒロインが店に来て喜びを隠せない様子の晴。バイト終わりまで彼を待つヒロイン、しばらくしてから合流することに。普段は残業続きでなかなか会えないヒロインと一緒に帰れて晴は嬉しそう。晴は体格の良さや顔立ちでヤンキーと勘違いされることが多いのですが、素直な彼をヒロインはしきりにかわいいと言います。とは言えヒロインにかわいいと言われるのは恥ずかしいのと、年下であることを意識してしまい苦手なよう。二人でヒロインの部屋に行くことに。

 

ヒロインと居酒屋で出会ったのは運命と話す晴、そういうところがかわいいのでは。居酒屋でもらってきた料理を食べたり、一緒にお風呂入ろうよとか同棲カップルみたいだな。大学のレポートはどうなってるのとヒロインに聞かれ、しぶしぶやるよと言う晴。レポート作成に苦戦し、ヒロインに付き合ってもらいつつ結構時間がかかってしまい、もう寝る時間。大人っぽく見られるけど、中身は学生なのを気にしていると話す彼。ヒロインにいつもおごりたい、もっと頼りがいのある男になりたいとのこと。笑顔で癒してくれるのが嬉しいとヒロインが言うと、彼は意外そうな様子。悩むのはいつもヒロインとのことと気付くと、ヒロイン好きすぎるなと恥ずかしくなったと言います。いちゃいちゃしたいけどもう遅いからと寝ることになり、ヒロインと何度もおやすみのキスをします。やりたい気持ちが出てしまってる長さでは。とはいえがっつくことはなく、電気を消して眠ることに。

 

しばらくして眠る晴の下半身を刺激するヒロイン、夜這いみたいなことをされて晴は困惑気味。布越しの刺激がもどかしいよう。直接手で触ってほしいとヒロインにおねだり、口でもしてと本音が。普段は晴から迫ってるようですが、ヒロインからされて興奮しているようです。達した後、今度は晴がヒロインを攻めることに。すでに反応しているヒロインに喜ぶ晴、言葉責めしつつ彼女を抱きます。

 

カップルの甘い一夜を描いた今作、正直な感想はなかなかエロにいかないなというもの。トラックの最初に少し会話シーンがあって後はエロという流れの同人音声に慣れきっているせいで、なんて真面目な内容なんだと思いました。商業はこう、というよりこの作品もしくは、このシリーズがこういう作風なんですよね?純愛至上主義のアプリコットでもエロ特化の作品がずっと前からリリースされていたことを思うと、商業でも珍しいぐらいの硬派な作りでは。後半に30分の濡れ場が一回あり、ツナボニ作品に似てるけど、カップル設定で一夜を描いた作品でこの構成は珍しく感じました。隠語なしで変わったプレイもなし、エロさより甘さや癒しに重点を置いたシリーズなのかなと。添い寝というよりおやすみ彼氏に近い印象です。はじめて聞いた猿飛さん、自然でさわやかな声の方ですね。背伸びしたい年下彼氏を好演されてました。