同人サークルSugar Holic発、闇の組織の女幹部に捕らわれた戦隊ヒーローのレッドが、性的な意味で色々されてしまう作品。戦隊ヒーローの監禁ものというと「ピンク監禁」が浮かんできますが、こちらは男女の立場が逆転した内容（Under RainとSugar Holicは名前は異なりますが、プロデューサーやライターが共通していて、姉妹サークルと思って聞いています）。
戦隊ヒーロー・ゼンリョクジャーのレッドである小田切ヒカルは、闇の組織から街や人々を守るため戦っていました。ある日、敵組織に拉致されてしまったヒカル、目が覚めると拘束されて動くことが出来ず。彼の目の前にいたのは敵組織の女幹部であるヒロイン、彼女はヒカルを監禁すると告げます。情報を引き出すため、自分を捕らえたと思ったヒカルはヒロインを罵ります。レッドから本当の姿に戻す、と彼のマスクを外すヒロイン。ヒカルの素顔がかわいいと言い、ヒカルは何を言われているのか分からない様子。男では出来ないやり方をすると言い、ヒロインは嫌がるヒカルに何度もキスをしますが、彼のリアクションが変わることはなく。ヒロインはナイフでヒカルのヒーロースーツを切り裂き、体に触れます。ヒカルを性的に感じさせ、私の攻めに勝ったらここから解放してもいいと告げるヒロイン、ヒカルは屈しないと宣言。
ヒカルを監禁して数日後、ヒロインは本音を引き出そうと彼に自白剤を打つことに。ヒロインはヒカルの初恋について質問します。はじめてのキスや自慰の話とか、ヒーローの威厳台無し。薬が効いたせいか、どんどん素直になっていきます。一人でする時のネタにヒロインを使っていたとか、本人目の前にして恥ずかしいよ。ヒロインにエロいことをされたい本音を吐き、奉仕されついに快楽堕ち。こうなってるのは薬のせい、と泣きそうな声であえぐヒカル。快感に逆らえず、今度はヒカルもヒロインを求めるようになります。ヒロインはヒカルの手枷や鎖を外し、ようやく自由に動けるように。ヒロインは私をどうやって抱く？とヒカルに質問、彼からキスされます。
序盤はヒロインがひたすらヒカルを攻め、途中自白剤を使い本音や欲情を引き出し、逆転してヒカルがヒロインを攻める展開に。「ピンク監禁」の男性キャラクターは一応尋問のために性的に攻めてましたが、こちらのヒロインはエロいことしかしません。ヒカルは仲間の情報を引き出すため攻められてると思い込んでいるのに対して、ヒロインは組織のためとかは特にない印象で、彼に興味があって監禁したよう。快感を与える鞭（打たれても痛くない）や、オイルなどひたすらエロで攻めるヒロインです。
逆にヒカルはさんざん性的に攻められても「敵のヒロインが自分とセックスしたいなんて思ってるはずがない」というリアクションなのがおかしかったです。流れ的には「ピンク監禁」に似ていますが、男女の立場が逆であることが大きな違いかと。男性をエロでとろとろにしたいけど、痛いことはしたくない方向け。女攻め多めですが、後半はヒカルから攻められる展開になります。一見ヒロインが男性キャラクターをいいようにする話に見えて、根底にあるのは「愛されたい、彼からも求められたい」だと思います。欲情を認めたヒカルから、積極的に攻められるのにとても興奮しました。いいようにされた分、ヒロインを乱暴に扱ってもおかしくないところを優しく接するの、根っこの性格が善良なのが伝わってきます。女子に優しい。双方積極的に攻めていて、男女の攻守のバランスが絶妙なのに感動を覚えました。
俺様となっていますがやんちゃな男の子といった印象で、そんなにオラオラしてないです。性格的にはいやらしくないけど、隠語やべらんめえ口調の実況多めで興奮しました。攻める側に回ると、奉仕がしつこくて長いの最高か。ヒロインの反応も、欲情を隠さない肉食アプローチでエロいよ。素直になってからの本番がカップルのエッチのようで、甘々かつ熱々で楽しめました。
ちなみに「ピンク監禁」のゼッチョウジャーとは別戦隊ですが、天才科学者が作ったものを改良した自白剤が出てきたり、同じ世界の戦隊なのが分かります。ゼンリョクジャーはゼッチョウジャーの何代か後の戦隊なのかなと妄想しました。
