偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

ピンク監禁~敵の科学者幹部に捕らわれた戦隊ピンク~(CV:彩和矢)

同人音声サークルUnder Rain発、戦隊の紅一点であるピンクが敵の科学者幹部に捕らえられ監禁、全身を調べられてしまう内容。声は彩和矢(いろどり・かずや)さん。

www.dlsite.com

ヒロインは世界征服をもくろむ秘密結社から、地球の平和を守るため戦う超絶パワー戦隊ゼッチョウジャーの一員、ゼッチョウピンク。戦隊の仲間と共に、秘密結社が送り込んでくる怪人と日々戦っていました。ある日ピンクが目を覚ますと手術台の上に拘束されていて、かたわらには敵組織の四天王の一人、科学者幹部のドクター・ユーリの姿が。拘束を解こうともがきますが、びくともせず。ユーリは淡々と今の状況を説明し、怪人を送り込んでもゼッチョウジャーに倒されてしまう、だからこちらから動くことにしたと告げます。戦隊の強さの秘密を探るべくピンクを捕え、調べるのが目的のよう。他の仲間は四天王との戦いで忙しく、ピンクが欠けた状態では合体技も使えず苦戦しているとのこと。ユーリの興味は彼女達が来ている変身スーツで、調べるためスーツをナイフで切り裂きます。胸元がはだけたとピンクが恥じらうと、こうすれば同じとスーツを更に破かれることに。ピンクが下着を着けていないことに気付いた彼から、どうなっているのか質問が。変身と共に消える、という想像しなかった答えにユーリは興奮気味。ピンク自身に興味はないと言っていたのが、騒ぐのがうるさいとキス、スーツの秘密を探ろうと下半身にも手が伸びてきます。身体が反応していることに気付いたユーリに、胸も刺激されることに。仲間のレッドやブルーに助けを求める彼女に苛立ち、行為はさらにエスカレート。最初はゼッチョウピンクとしてしか興味なかったけど、お前にも興味が出てきたと淡々とした声で告げられます。 

 

 

監禁から数日後、ゼッチョウジャーの他の仲間が隠れていて出てこない、という情報をユーリから聞くことに。潜伏先を自白させる、と自白剤の入った注射器を見せられ怯えるピンク。注射を打ち、体温上げて血の巡りを良くすれば早く薬の効果が表れる、と言ってピンクを押し倒すユーリ、すっかりピンクのこと気に入ってないか。毎日触れ合ってる、どこが感じるかデータも蓄積されてるとか、それは一体どんな研究なの。助けに来ない仲間のことなんか放っておいたらいいよ、ゼッチョウジャーは新しいピンクを探しているらしいと衝撃の言葉を聞くことに。さらに俺嘘って嫌いなんだよねとつぶやき、うちの組織に来るなら悪いようにはしないと悪魔の囁きが。薬が効いてきたピンク、彼女の口から出たのはユーリの顔が好みという意外な一言でした。仲間の潜伏先を聞き出すはずが、思いもしなかったことを告げられ拍子抜けした様子のユーリ。とは言えまんざらでもないらしく、気を良くしたようで攻める声が優しくなります。一応抵抗するピンク、立場や恥じらいによるものとあっさり見抜かれ、言葉責めされ執拗に抱かれることに。

 

 

研究と称して最初は着ているスーツへの興味に始まり、ヒロインの反応を面白がり時間をかけて調教という流れ。興味ないと言いつつ、仲間にしきりに助けを求めるピンクに嫉妬したりと、心境の変化が楽しめます。しつこく前戯して散々焦らし、ピンクの欲情を引き出し、言葉で挑発して抱く展開が繰り返されます。科学者ゆえか反応や変化に敏感で、本音ではどうされたいかあっさり見破ってくるのがなんとも。敵対関係のはずが細かな指摘と指示で、コミュニケーションが取れている気分になるセリフとしゃべりが絶妙過ぎます。そっけない低温のしゃべりが誠実に聞こえ、無理矢理感が薄く感じる奇跡のバランス。ユーリがピンクを虜にしているように見えて、ピンクもユーリを虜にしている共犯関係が美味しく感じました。

 

 

タイトルや戦隊もののピンクがヒロインとか、コメディのように見えてシリアスな作風です。ハードル低めの調教もので、ソフトSの印象を受けました。しゃべりが静かで落ち着いていて、プレイ内容はいたって普通、罵倒や暴力隠語なしで調教もの苦手な方でも聞けるんじゃないかと。ハードに攻められたい方には、刺激が少ないかもしれません。何より一方的な感じではなく、反応見つつこうでしょと言ったり、こうしてと指示して確認したりと、コミュニケーション成立している感が見事過ぎて。追加音声で後日談やIFルートのエピソード、キャストトークも聞けてアフターフォローもしっかりで満足です。