偏愛シチュエーション

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もっと!下級淫魔のいる生活~イクとイク~(CV:一条ひらめ)

同人サークルmonoBlue発下級淫魔のイクとイク、ヒロインのエロとやり取りを描いた作品の続編。

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悪夢にうなされるヒロインとエッチして力を得た下級淫魔の二人、緑のイクと桃のイク。前作同様夜眠るヒロインの夢に入り込み、エッチしたりお話したりという日々を送っていました。淫魔二人に夢の中にいる時以外は何をしているのか、遊んだりはしないのかと聞いたり、ヒロインはイクたちがここ以外でどう過ごしているのか気になる様子。逆に人は何をして遊ぶのかと質問されたヒロインは、ゲームやスポーツや映画、遊園地などと答えます。遊園地に興味を持ったようで、乗り物に乗ってみたいと言う二人。一緒に行こうかとヒロインは声を掛けますが、イクたちが人間界に行くのは難しいとのこと。二人の魔力では人間界に行くには足りない、行ってもヒロインは二人のことを認識出来ないだろうと話します。気遣うヒロインに感謝しつつ、イクたちは夢の中から抜け出します。

 

淫魔たちが住む世界に戻った二人は面倒を見てくれている淫魔のレンと、レンのライバルだというスイと会うことに。イク二人は修業のためここに来たのですが、レンはパートナーの女性のため料理を作る練習をしていたところ。レンとスイに料理を振るまってもらい、話題は人間界に行くこと。魔力が足りなくて無理だけど、なんとか行くことが出来ないかという話に。ヒロインの淫らな力を強めればどうにかなるかも、という話を聞く二人。

 

夜、ヒロインの夢の中に入り込むイクたち。遊園地に行きたい、そのためにはヒロインの協力が必要と言います。ヒロインがもっとエッチになってくれたら、イクたちのことを憶えていてくれるはずと迫る二人。淫魔たちはヒロインの耳を攻め、桃のイクは自分で胸を触るよう指示。焦らして触るようにと言い、イク二人は耳元でささやきつつヒロインの胸や下半身は刺激せず、エッチな力を溜める作戦のよう。とは言えとろけた顔をするヒロインに、緑のイクが我慢出来なくなっている様子。緑のイクがヒロインの太ももにこすりつけて一人でしたり、桃も反応していて余裕がない印象。三人でしてるのに、みんなで焦らしプレイって斬新だな。ヒロインが達するところまでしてイク二人は我慢、本番せずに終わりヒロインに朝起きてからも覚えていてほしい、と告げます。

 

ヒロインが朝目を覚ますと、いつもは夢の中でしか会えない二人とベッドの中。作戦が成功しヒロインは二人を憶えていて、イクたちは人間界にやって来れたようです。昨夜からおあずけをくらっていて、起きてすぐのヒロインにがっつく二人。人間界でヒロインと一緒に過ごせる感動と、おあずけ効果ですごくたかぶってます。

事後、今日ヒロインは休みだけど遊園地に行くのは無理と聞かされる二人。チケットを予約するから、来週行こうという話に。かわりに一緒にドライブに行くことを提案するヒロイン、お出かけすることに。ドライブを楽しみ家に戻ると、ヒロインをいたわろうとマッサージをしてくれるイクたち。次の日はヒロインが仕事に行っている間食事を作ってくれたり、まるで家族のような。梵天(耳かきについている綿毛部分)で癒してくれたり、色々尽くしてくれます。

 

その後も仕事終わりのヒロインをいたわったり、夢の中でも接したりとさらに距離が近づいた様子。ある日夕食の準備をしていると、うっかり料理を落として皿を割ってしまった緑のイク。気まずくなった緑のイクは、家を飛び出してしまいます。ヒロインはイクを追い掛け公園へ。イクはヒロインと出会ったことで、気持ちの変化があったと言います。ヒロインにもっと笑顔になって欲しいけど、自分は魔力が低く料理も出来ないと無力感を募らせていたのでした。今の彼にとってはヒロインは単なる魔力の提供者ではなく、大好きな人だと言います。ヒロインもイクのことが好きと告げ、改めて気持ちを自覚するのでした。

 

二人が家に戻ると、桃のイクの姿はなく。桃のイクからの手紙があり自分は先に夢の世界に行く、ちゃんと食べるよう書かれていました。二人は桃のイクが作った料理を食べ、緑のイクはヒロインを抱くことに。ヒロインへの想いを改めて自覚したイクは気持ちをぶつけ、熱心に彼女を攻めます。

続いて夢の中で桃のイクと出会うことに。桃のイクはお姉さんにお礼を言われるのが嬉しかった、緑のイクには仕事させずに独占したかったと言います。緑のイクは桃のイクに劣等感を持っていましたが、そう感じていたのは桃のイクも同じ。明るく人懐っこい緑のイクに嫉妬していて、競争心があったようです。二人は本心を打ち明け、意志疎通を取ったとのこと。今だけは僕がお姉さんを独り占めと言い、ヒロインを抱きます。普段はイクがヒロインを攻めていますが、今夜のイクのお願いはヒロインが動くこと。いつもと違う刺激を感じ、新しい一面に出会い驚くイク。

 

元々完成度が高かった作品ですが、それをさらに超えてきた印象です。エロとラブがいっぱいなのはもちろん、ストーリー性があり癒しもしっかり、同キャストでの掛け合いもありと今回も隙のない作り。3Pのみならず一対一のエッチもあり、より愛され感を感じられる内容になっています。複数プレイものでは葛藤や嫉妬が描かれていたりいなかったりしますが、今作ではそれらに触れています。ずっと一緒にいた仲間とヒロインを愛するのは自然なことでしたが、過ごすうちに独占欲や劣等感が生じたり、成長と変化を感じる内容でした。ひらめさん演じるスイとレン、二人のイクの淫魔トークもありおいしかったです。