偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

ヤンデレ魔王の鬼畜愛(CV:一条ひらめ)

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同人サークルどるちぇ☆びぃた発、剣と魔法の世界で勇者と魔王に挑むも、僧侶のヒロインが捕らえられてしまうDL音声。

 

僧侶のヒロインは、婚約者の勇者と魔王討伐のため旅をしていました。旅は佳境で、魔王の森の竜魔王の元へたどり着きます。勇者は魔王と戦いますが、全く歯が立ちません。魔王は倒れた勇者を挑発し、ヒロインの過去を言い当てます。ヒロインが孤児だったこと、教会で祝福を受け僧侶になり、近い将来勇者と結婚することを知っていたり、初対面のはずがこちらを熟知している様子。ヒロインは召喚獣である猫をけしかけようとするも、猫は喉を鳴らし魔王にすり寄ります。召喚獣は実は魔王の使い魔で、使い魔の目を通してヒロインたちを監視していたと驚きの事実が。勇者を殺すなら私を代わりにやってと前に出るヒロイン、彼女の行動に打たれたのかお前の無垢な体をわしに捧げろ、そうすれば勇者の命は助けてやると意外な言葉が。勇者のためにヒロインは自らを差し出す決意をします。魔王はヒロインに深くくちづけし、彼女は唾液を飲まされ契約を交わすことに。勇者は解放され、ヒロインは魔王の城に拉致されてしまうのでした。

 

昏倒して三日後にようやく目覚めたヒロイン、手足は拘束され身動きが取れない状態。傍らにいたのは物腰の柔らかい青年でした。彼は魔王城の主ユリウスと告げるも、竜魔王とは異なる姿。戦闘の時は竜の姿だったのが、人間と変わらない見た目にヒロインは驚きます。契約通り無垢な体を捧げろと言うユリウス、すでに勇者とセックスしているのではと焦っている様子。ヒロインにキスするとこなれた反応はなく、彼女は処女と安堵します。魔王に体を触られ、勇者の身代わりとして抱かれているのだから感じるはずない、と我慢比べをすることに。敬語で一見優しげですが、強引だったり声が低くなったりSっ気感じますね。使い魔の目を通してずっとあなたを見てた、と勇者の仲間とは言え何故こんなにヒロインに執着するのか。ユリウスの愛撫に逆らうことが出来ず、はじめてを奪われることに。事後痛みに耐えたヒロインに治癒魔法をかけるのは情なのか、想像とは違う模様。ユリウスはヒロインの手足の鎖を外し、東の塔の鏡の間にだけは行かないように言い聞かせます。

 

RPG風の世界観で魔王に捕らえられてしまい、快楽調教される作品です。東の塔に行くなという警告はもちろん罠で、そこへ行くよう誘導する流れ。そこでユリウスの口から衝撃の真実を聞かされます。ファンタジーな世界観ゆえの過酷な話を聞かされ、ヒロインはユリウスの愛を受け入れるかどうか、選択を迫られることに。

 

ヤンデレ魔王の鬼畜愛のタイトルで、若干ハードな展開はあるにせよヤンデレを期待して聞くとそこまでではないと思います。寝取られ要素がありますが勇者の声やセリフはないため、背徳感は特に感じませんでした。ハピエンにせよバドエンにせよ魔王の執着愛が凄まじく、愛の深さゆえの仕打ちや彼の過去を聞くのがメインかと。ひらめさんの演じ分けが見事で、序盤の威厳ある竜魔王からショタさえ感じる素のユーリ(しっかりSっ気はある)、口調は静かながら感情がこぼれる語りと引き込まれます。隠語使ったり全面鏡の間でヒロインの姿を映して触ったり、ドスケベだなとなりました。

 

気になったのはトラック間で無音になるところがなく、切り替えが早すぎてどこから次のトラック始まったのというところ。濡れ場の後すぐ会話してたり、トラックの終わりが分かりにくかったです。収録時間は一時間程度、短い濡れ場多めでもっと聞きたいと思いました。程よい尺でエロくて、しっかりストーリー性もあり良かったです。