偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

2022_09_natsume.zip(CV:弥勒)

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同人サークルぷらねっと発、貧乏学生の青年に社会人ヒロインがバイトを持ち掛け、ハメ撮り動画を撮影する一ヶ月を描いたDL音声。意味深な作品タイトルはファイル名を表しています。

 

バーでバイト中の大学生の青年棗(なつめ)と、店で話をする社会人のヒロイン。棗は大学在学中ながら、バイトを掛け持ちして学費を稼いでいる苦学生。喫茶店や居酒屋、バーで働いているとのことで偉すぎる。興味を持ったのか、ヒロインは棗にとあるバイトを持ち掛けます。ヒロインと棗がセックスしてそれを撮影、見返りにお金の援助をするというもの。動画はヒロインが一人で見て楽しむだけで、流出させないと言います。いきなりな提案に驚くものの、棗はヒロインの依頼を受けることに。

 

ラブホの一室に入り、緊張気味の棗。喜んで受けたわけではなく良心の呵責に苦しみ、世間にバレたら洒落にならないと腰が引けてます。過去に彼女がいたことはあったものの、バイトで忙しいためデートもろくに出来ず振られてしまった様子。こういうことを何度もしているのかと思いきや、今回がはじめてと答えるヒロイン。自分から棗のものを触ったり肉食です。カメラを構えた棗に触られ、興奮が隠せてません。繋がるとすぐ余裕がなくなり、大声であえぐ棗。事後、お互いのスケジュールを伝え、次いつ会うか決めることに。ヒロインが出したバイト代が想像以上に高額だったため驚く棗、これをネタに脅すつもりではと疑ったり、このあたりの感覚は現実的。ヒロインに棗を脅す気はないものの、彼女の稼ぎはどうなっているの。ここから、週一回ペースの一ヶ月間の契約が始まるのでした。

 

ヒロインがバーでナンパした貧乏学生とのやり取りとエロを聞く内容。常識人で気安く、気配りが出来る青年を弥勒さんが好演されています。序盤こそお金目的でバレたらどうしようと戸惑いがあったものの、セックスを介してどんどんのめり込んでいくことに。若さゆえに何回もする展開で、テクより勢いと回数といった感じです。実況が具体的だったり相手の欲求を感じて応えたり、素質を感じる子だなあと思いました。忙しさのあまり女性と接する機会が少なかったけど、性欲や願望はあるので実践したら伸びたという話。援助交際で体の関係からはじまる仲ながら、関わるうちに心も惹かれていく流れで想像以上に純愛。

 

ヒロインの目的がセックスだけで、内面に興味がなければ進展はなかったと棗が話すように、エロいだけではなくコミュニケーション重視です。ひたすらエロだと食傷気味になりそうなところを、会話多めで収録時間は一時間程度、テンポ良く楽しく聞けました。ハードなエロや展開を期待して聞くと、思ってたのと違うとなりそう。過激なプレイのエロ音声というより、セックスを通じて心を通わせるラブストーリーの方が適切かと。動画撮影がテーマの今作、ファイル内にシークレットトラックが隠されています。サークルさんの遊び心といった感じで、嬉しいおまけでした。