偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

Rouge et Noir -Implied odds- 鑑定官・来栖玲(CV:佐和真中)

Rouge et Noir Implied Odds 鑑定官 来栖玲(CV.佐和真中)

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ルジュノワセカンドシーズン第2弾、鑑定官来栖玲のターンである今作。冒頭からロサンゼルスで麻薬密売人を追い詰めているシーンからスタート。DEA(アメリ麻薬取締部)と定期的に行っている情報交換会に参加するため、マトリのヒロインとロスに来ている来栖。情報交換会で提出したドラックサンプルを何者かに盗まれてしまい、犯人を追い詰めたところです。盗まれたのは来栖が試作した「インプライド・オッズ」という薬のサンプルで、ストラテジーの改良版でルージュエノワールの媚薬作用をも中和するという薬(つまりルージュエノワールの無効化)。 

 

仕事が終わりホテルでくつろいでいる時、敵のスマホに写っていた写真を見て二人は驚愕します。写真に映っていたのは数ヶ月前に行方をくらましたアーレン・クライヴの姿。表舞台に姿を現し、現地入りしたと情報を得ることに。アーレンが出入りしているラスベガスのカジノにある「Wheel of Fortune」という高級秘密クラブに入るためには会員証が必要。会員である男と取引することになり、ポーカーで勝負することになるのですが、相手が要求してきたのはヒロイン。来栖は最初拒否しますが、ヒロインに促され仕方なく勝負に応じることに。勝負に勝ち、会員証を得て「Wheel of Fortune」に潜入することになります。 

 

前作の真壁編同様、ドレスコードのある場所で二人ともドレスアップしてカジノへ。クラブの入り口で仮面を付けるよう指示され、客も従業員も仮面を付けているという怪しい雰囲気。店員が飲み物とアンプルを配っていて、おそらく中身はセカンドバレルやストラテジーで、キメセク愛好家の集いだろうと来栖は言います。そんな中、クラブ内にやってきた人物がVIPルームに入っていくのを目撃します。アーレン・クライヴの姿を目にした二人は、一旦引き上げて作戦を練ることに。二人が考えたのはDEAに協力を要請すること。

 

当日、作戦決行時間になってもDEAは現れないという事態に。DEAの上層部の命令で、作戦中止になったと連絡を受けます。なんとかVIPエリアに潜入しようとセキュリティを停止させるため、非常事態を引き起こそうと画策する来栖。そんな中、店員に怪しまれ別室に行くことを指示され、渡された薬を飲むことに。来栖の機転で難を逃れるのですが、客であることを証明するため、薬が効いた演技をしてヒロインに熱烈にキスするのがエロかったです。店員に呼び止められる前に準備していた、非常事態を起こすための細工が成功しVIPエリアに侵入します。とは言えここは敵の陣地内。交戦したり、閉じ込められたりとすんなりとは行きません。ある人物が現れ、この件から手を引くよう要求されることに。 

 

第3弾へ続く前章ということなのか、敵の影を追うものの追い詰めることは出来ないという結果に。なんとも歯がゆいですが、1stシーズンでは前のめり気味だった来栖が、落ち着いて客観的な判断を取る姿を聞くことが出来ます。危機的状況においても冷静に想像、分析し後先考えて行動するのが大人です。仲間への信用、鑑定官としての使命感、ヒロインを守りたい気持ちと、目標に心を奪われない態度と戦い方の変化を感じました。

 

本番は2回で攻められていても奉仕されてる感が強い、色気だだ洩れの熱い濡れ場でした。特典はメイトの「Side Rouge ~Case of Rei~」を聞きました。本編トラック5の途中から分岐する、二人がセカンドバレルを服用してしまった場合のアナザーストーリーです。普段の甘く余裕ある熱心な攻め方とは違い、息も荒く乱暴で苦しげに激しく求められ、何回したのか分からないほど。言葉にならないあえぎ声がエロすぎます。普段は押し殺している本音かと思うような言葉が聞け、こんな状況でも分析して話しているのが悲しく感じました。