偏愛シチュエーション

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さきゅトレ!Lesson.1セロ~先輩淫魔の優しい手解き~(CV:土門熱)

さきゅトレ! Lesson.1 セロ ~先輩淫魔の優しい手解き~(CV.土門熱)

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GOLD発、サキュバスのヒロインが一人前になるべく男性キャラクターと性行為に及ぶシリーズ。今更ながら聞きました。

ヒロインはサキュバスで王家の姫君。獲物とした人間に淫らな夢を見せ、精気を吸い取ることが淫魔の生きるための手段。サキュバスたちが住む世界では王の許可を得た淫魔のみが人間界へ行き、仕事として人間と接触するのが決まりでした。

 

初仕事に臨んだヒロイン、仕事から戻った彼女は森の中の湖のほとりにいました。そこへ大臣の息子で、年上の幼馴染である先輩淫魔セロが現れます。ヒロインは初仕事が上手くいかなかったと浮かない様子。セロは人間界で人間の男にどう接触したのか、ヒロインから聞き出します。人間の男に初手でキスしたとヒロインが言うと驚くセロ。サキュバスと性行為する人間はムードを求めることが多い、とセロから手ほどきを受けることに。

 

いきなり姫からキスしたらきれいな顔を見せられない、顔を見せ瞳を見つめること、俺の瞳の奥を見てごらんとこちらがモーション掛けられてる気分。次にヒロインの見た目を褒めるセロ、サキュバスの正装は人間の下着のような姿とのこと。エッチです。淫魔は正装を溶かすことが可能で、インキュバスであるセロに上の衣を溶かされるヒロイン。そこから全身にキスされ、じっくりねっとり攻められます。手ほどき通り越して恋人のようなキスでは。丁寧な愛撫に蕩かされたヒロインは本番したくなってますが、何度欲しいと言われても焦らすんだとお預け状態。淫魔は指の太さや長さ、性器の大きさや形も変えることが出来るとかまじですか。セロの指で下を奉仕され達するヒロイン、まだ途中ですがはじめての手ほどきのためそこで終了。相手が達したら口づけで終わるよう告げてヒロインにキスするセロ、こちらがその気になってしまう。後日人間の男相手に仕事をするものの、精気の量が足りないと王に怒られたヒロイン。何故精気が足りなかったのか探るため、セロはヒロインを湖に誘い水中で行為に及ぶことに。

 

淫魔が住む世界でサキュバスの姫であるヒロインが一人前になるべく、インキュバスや人間と性行為に及ぶシリーズで、第一巻は入門編といったところ。やる気はあるけど経験や知識が少ないヒロイン像は、リスナー視点で分かりやすさを意識した結果でしょうか。ヒロインを姫と呼び線引きしつつ、特別な感情がありそうな年上インキュバスが今回の相手。丁寧な愛撫と声掛けで紳士的と思いきや、相手の表情や動きから心を読み取り鋭いことも言うSっ気を感じる先輩です。優しいお兄さんのようで、実は結構黒いところもある印象。獲物だからか、人間を見下してる感じもたまりません。

 

淫魔設定が独特です。指や性器の大きさや形を変えられる、淫魔の唾液や精液には媚薬効果があるなど、人外感を出してきたのが意欲的に感じました。淫魔には人間のような恋愛感情はなく、親愛の情のみという設定が馴染みづらいかもしれません。ヒロインがサキュバスのため一人に集中せず、色んな男性と性交するのがシリーズの特徴であり、リスナーによって作品との相性に差が出そうな。

 

何かにつけて「さすが王家の姫君」と言われるので、ヒロインが特別なサキュバスであることを意識して聞くことを求められます。名器の持ち主にしてポテンシャルが底知れないヒロインで、シチュボ作品で多い没個性的なヒロイン像とは異なる模様。「セックスは食事」という価値観からして突き抜けています。男女どちらかが淫魔設定の作品が大半を占める中、このシリーズは淫魔同士ありなのが珍しいなと。淫魔ものは人気ジャンルですが、商業で攻めた設定なのが面白く感じました。