同人サークルSugar Holic発、性行為でいけないヒロインが催淫療法を行うクリニックで治療を受けるDL音声。
ヒロインはエッチなことは好きだけど、本番でいけないことに悩んでいました。催淫療法を行っている永海クリニックにネットで予約するヒロイン。永海クリニックの臨床心理士である永海万里（ながみ・ばんり）から電話が掛かってきます。カウンセリングの説明をする万里、性に関する悩みを解決するためつっこんだ質問もする、実際に体に触れるしそれ以上もする、とさわやかな声ですごいこと言ってるんだけど。ヒロインはそれを了承、予約日にクリニックへ向かうことに。
クリニックで万里からカウンセリングを受けるヒロイン。昨夜はよく眠れたかなど聞かれつつ、好みの男性のタイプを聞かれます。いきなり違う方向の質問きた。交際人数や初体験はいつか、性のクリニックらしい質問なのか。エッチなことは好きか、好きな体位はとか大分踏み込んでくるな。本番でいけたことがない、とヒロインが言うと自分が原因なんて思わなくていい、同じ悩みの人って多いんですよと励まされてる。
実践を交えたカウンセリングをすることになり、万里に手を触られます。信頼を築くのが大事、無理矢理進めることはしないと優しい対応です。次にハグをすることに。緊張気味のヒロインの耳を舐める万里、だんだんそれっぽくなってきた。許可を取った後ヒロインにキス、何度もしてなんだか恋人相手のような。服を脱がされ下着かわいい、脱がすのもったいないとか言われるの、彼氏と錯覚しそう。下着を取り焦らしつつ胸を触られ、感度いいって褒められます。背中を万里に預け後ろから胸を揉まれたり、この人と付き合ってるのではという気分。さわやかかつ上品なしゃべりだけど、興奮が伝わってくる吐息がエロいです。本番寸前までするも達することは出来ず今回は終了、ヒロインは申し訳なさそうにしますが、焦る必要はないですよと慰められてる。ここまでして二回目を予約しないわけがなく。
二回目のカウンセリング、今度は最初からベッドですることに。クリニックの売りである催淫療法をすると言う万里。ヒロインはベッドで横になり、目を閉じると頭の中に水音と万里の声が響いてきます。直に触られていないのに言葉だけで反応してしまい、これが催淫療法なのか。次に万里から下半身の奉仕を受けることに。催眠状態のままなので、離れているはずが奉仕の音が耳元に聞こえます。エコーがかかった水音が耳に。はじめて達したヒロイン、いくことが出来たから僕はもうお役御免かなと万里はおどけますが、本番しない選択肢はないわけで。続きしようとそのまま万里に抱かれることに。
さわやかで物腰の柔らかい臨床心理士と、治療と称して色々してしまう内容でした。病院に行ったらエロいことされるは病院あるあるですが、最初からつっこんだ質問のカウンセリング受けたり、体に触れるしそれ以上もすると言われ全部合意の元というオープンな設定。「感じたお前が悪い」とか言われないので、ストレスなく聞けます。好きな体位を聞かれて、その後の実践で活きてくるなんて思わなかったよ。万里先生がとにかく人たらしで、たれ目で頬を染めたジャケ絵見た時は「なんてスケベそうな顔なんだ」と思いましたが（失礼）、品が良く積極的、タメ語と敬語を織り交ぜどんどん心に入り込んできます。性のレッスンらしく苦手を克服しつつ、行為やしゃべりが彼氏相手のようで恋人気分も味わえました。最後がめっちゃ必死で激しかったり、先生ヒロインのこと好きなのではと思えるのも美味しかった。
タイトルの催淫療法は作品の一部程度なのですが、催眠状態だから耳元で奉仕の音が聞こえるのは不自然じゃない、と音声作品の特性を活かしているのが良かったです。背徳感低めで恋人っぽさもあり、治療後のエピソードも聞けたりアフターフォローもしっかり。隠語ありですが部位呼びがほとんどで辱めはなく、女性の性欲全肯定な作風が好感触。サンプルボイスの構成が完璧で、迷ってる方は聞いて欲しいです。病院もの初心者にもうってつけで、癒し効果もエロも得られる良作。
