偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

Hotel Perfecta-あなた専属性感帯開発コンシェルジュ-(CV:三橋渡)

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同人サークルICECRYSTAL発「ベッドの下に誰かいる。4」のスピンオフにあたるシリーズ第二弾。特別なサービスを受けることが出来るビジネスホテルが舞台。

 

ヒロインは「Holel Perfecta」の常連客で、このホテル特有のサービスを利用していました。ヒロインがいつも利用しているのは耳攻めサービス。今回、いつも指名しているコンシェルジュの我妻雫弐得(わがつま・だにえる)に性感帯開発プランを頼むことに。ダニエルの嬉しそうな反応を聞くと、ヒロイン何度も彼を指名してるんだなと。早速カウンセリングを受けることになり、首筋から始めて耳へ、口にキス、胸に行き下半身の中にも、とか耳攻めコースからいきなり進みすぎな気が。本番を匂わせる発言もあり、最後までしてしまうのかと期待が高まります。ヒロインのオーダーで隠語はなし、後ろは触らないことと具体的だな。

 

まずベッドで抱きしめられ、耳元で囁かれ癒しというか距離が近い。美声で実況とキスされるの、もうすでにエロいんだけど。「こうして唇を塞いでいると幸福感でいっぱいになってきませんか?」ってダニエルもそう感じてるってこと?「まるで恋人同士の逢瀬のようでたまらない」とか、口説いてるのか。乳首を触る前に許可を取るの、こういうところはお店モード。吐息と声でこちらはすでに陥落しそうですが。反応をお可愛らしいと言うの上品だな。ヒロインにあなたも脱いでと言われて脱ぐの乗り気だ。

 

前戯から始める性指南として、やって欲しいことが一通りそろっています。ご自宅で出来るように、とソロプレイのレッスンまでするの完璧か。基本執事のようにビジネスライクなんですが本番前に興奮を口にしたり、何度もダニエルを指名しているヒロインには思い入れがあるよう。仕事モードから時折男の顔が見えるのがたまりません。最初から最後まで丁寧に接してもらいつつ、相手も感じているのが聞けてドキッとします。フリートークで三橋さんがおっしゃっているように、恋愛感情だけではない特別な気持ちが描かれているように思いました。お店設定だと愛がないと言われたりしますが、身近じゃないからこその親愛の情やホスピタリティがあるような。彼氏設定では得ることが出来ない、相手に尽くそうとする心遣いを感じます。

 

元である「ベッドの下に誰かいる。」シリーズは、ヒロインが寝ている間に好き勝手奉仕や本番されてしまう内容。「寝ているのにこんなに感じるなんて、俺のことが好きに違いない」と男の身勝手な欲情や興奮をベッド下が描いているのに対して、こちらはお店で確認を取った上で行為に及ぶ流れと正反対なのが面白いですね。ベッド下は変態性を強調した内容で、こちらは正統派。スピンオフですが、このシリーズだけで充分成立する内容なのが強いです。ベッド下の執拗なまでの長い奉仕や耳舐めといったシリーズ独自の要素を究め、スピンオフでもそれらがしっかり発揮されていてました。