偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

失恋したてのかわいい系男子をお持ち帰りした結果(CV:一条ひらめ)

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同人サークルwhite mist発、失恋したばかりの男子をお持ち帰りしたヒロインがお酒の勢いでエッチしてしまうDL音声。

金曜日の夜、ヒロインが居酒屋で飲んでいると隣の席が騒がしい様子。失恋したての社会人男子が、店員相手に失恋したと管を巻いています。ヒロインは社内に気になる男性がいるのですが、応援すると言っていた同僚が彼といい雰囲気なのを見てしまい傷心モード。ヒロインは隣の席の小島陽祐(こじま・ようすけ)に声を掛け意気投合、店を出る時彼を自宅に誘います。

 

ヒロインの家で飲み直すことになり、話題はヒロインの恋の話に。好きな男性と同僚がいい雰囲気だったと言うけど、同僚は有益情報を引き出してくれてたのかもと初対面の陽祐に励まされてる。ヒロインが寂しいと陽祐にすり寄ると、エッチな気分になってきたよう。陽祐はヒロインの首筋や耳にキス、せっかくなら気持ち良くなって欲しいと言われ抱かれることに。こんなことはじめてで緊張してると言いますが、落ち着いたしゃべりだ。どっちがいいと聞きながらセックスするの、やっぱり経験豊富そうな印象。事後、初対面の人とこんなことするなんてと正気に戻ってる。ベッドで話してると腕の中に誘われたり、なんだかんだ言ってリードが上手い。

 

一か月後の週末、ヒロインの家で二人で飲み会。陽祐とはワンナイトで終わらず今も続いている様子。ヒロインの職場の恋愛話をしたり、なんなんだこの関係。陽祐はまだ可能性があるかもと言いますが、ヒロインは諦めてるっぽい。失恋の傷には新しい恋、俺と付き合いますか、と明るい調子で陽祐に言われキスすることに。恋愛に発展するのか気持ちを慰め合うセフレ的な関係なのか、すんなりエッチへ。

 

その後、ヒロインが電話で陽祐を誘うも彼は会いたくない様子。陽祐から前言ったことはなかったことにしたい、気持ちを引きずったまま付き合うのはちょっと、と乗り気だったはずが釣れないです。ヒロインがいつもの居酒屋に行き飲んでいると、後からやって来る陽祐。ヒロインは忘れ物を返す、と何故あんなことを言ったのと聞きます。ヒロインの同僚と意中の男性はすでに付き合っていたと彼女は告げ、陽祐の言葉に傷ついたと本音を話します。陽祐もああは言ったけど後悔してる、と素直な言葉が。陽祐に誘われ、彼の家について行くヒロイン。話し合って誤解が解け、結ばれることに。

 

本編始まって数分でエロに突入するものの、感情表現に重きを置いた甘くて切ないラブストーリーでした。失恋した者同士流れでエッチするけど、気持ちを引きずったまま付き合うのはどうなの、と葛藤したりちゃんと恋愛ドラマしてるとなりました。男性キャラクターが年下でずっと敬語、隠語なしで扱いも丁寧と同人音声というよりも商業作品を聞いているかのような気分。本当はつけずにしたいけどヒロインに許可もらって外に出す約束したり、エロだしゴムなしが当然とならないのが地に足が着いた印象。ちょっとズレたところもありつつ、声掛けが上手くリードしてくれる陽祐はスパダリ感があり、乙女系だと思いました。

 

リリース前にtwitterで公開されていた、カウントダウンボイスも収録されています。居酒屋でのやり取りから家に着くまでが聞けて、福利厚生が手厚い。酒の勢いに思えて陽祐はそうじゃなかったのが確認出来ます。購入特典SSには本編のその後が描かれていて、アフターフォローもしっかり。エロも欲しいけど、ちゃんとドラマパートがある作品が聞きたい方向けです。