同人サークルSacrifice発、公共の場でのエロがテーマのシリーズで今回は温泉旅館が舞台。ヒロインは大学を卒業して一年の社会人。大学時代の友達四人で温泉旅行に行くはずが、そのうち二人が急な仕事の予定で来れなくなってしまいます。メンバーの一人であるリョウヤと二人で旅行に行くことに。カップルの二人旅みたいになってますが男友達のようです。
お酒の席で飲み過ぎてしまったヒロイン、見かねたリョウヤは彼女をふとんに運ぶことに。ヒロインはリョウヤにキス、彼は驚きつつこっちが我慢してるのも知らずにと言い、友達なのはふりで本当は意識していた様子。何度もヒロインにキスをして、酒が入っているのと二人で旅行というシチュエーションもあってか、がっついてきます。大学時代から意識してた、友達のままかと思ってたけどお前から誘ってくるなんてと乗り気。早く入れたいけど俺のはちょっと大きめだから、とかさらっと言ってるんですけど。リョウヤがゴムを出してくるの、やっぱりそういう展開を期待してたんだね。耳元で吐息交じりのべらんめえ口調が聞こえるの、色っぽ過ぎる。
次の日、リョウヤに誘われ混浴の露天風呂に入ることに。リョウヤは昨日のセックスですっかりその気になったようで、温泉に浸かりながらキスしたり体を触ってきます。岩場の陰に隠れてますが、見られたり声を聞かれたら洒落にならないんだけど。執拗な攻めに怒ったヒロインは上がると言い出し、今度は部屋付の露天風呂へ。公共の場で触ってきたのを怒っていたのであって、触られるのが嫌じゃないことをリョウヤに見抜かれてます。リョウヤに素手で体を洗ってもらったり、ヒロインが胸を使って奉仕したり夢中になってる。以前からお互い意識していた友達と体の関係になり、そのままいくのかと思いきやヒロインの一言で空気が変わることに。激しく抱かれ、甘いだけじゃない展開がエロの面でも話としても二度美味しかったです。
初時チェリーさん、さわやかな好青年だったり低音の色っぽい年上だったり色んな声を持っておられますが、今回はその中間ぐらいの印象。S寄りの気質と攻め方で終盤あのような展開になるわけで、設定と構成が秀逸。こちらのサークルさん、相手がヤバ男だったり両想いだけどプレイがアブノーマルな作品が多い印象で、こちらは後者でした。露天風呂で声が聞こえるかもしれない状態で、非日常感を味わえます。温泉旅行で日常シーンなし、ずっと密着してエッチしててエロいよ。ジャケ絵に描かれているように、胸攻めが多くて良かったです。同人音声だと温泉は結構あるシチュですが、初時さんでは珍しいと思うので気になるなら買いです。
