偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

ダウナー彼が全力で貴女を寝かしつけます(CV:指永拷人)

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同人サークルSlame発、夜眠れないヒロインが添い寝サービスを頼むDL音声。不眠症に悩まされるヒロインは、友人に勧められた添い寝派遣サービスを呼ぶことに。やって来たのは護田懸助(もりた・けんすけ)という青年。タメ口OKのヒロインのオーダーにより、タメ口だけど淡々としゃべり。愛想がいいとは言えないものの、ヒロインにホットミルクを作ってくれたり、気を遣ってくれている様子。

 

ベッドに行きマッサージしてもらうことに。顔が恐いとよく言われると言うケンスケ、何考えてるか分からない、爬虫類みたいとか言われ放題とのこと。ヒロインの笑いを引き出したり、ちゃんと相手を見て接してくれています。いかがわしいサービスがあるんでしょ、としつこく聞かれることがあるとぼやくケンスケ、健全な添い寝サービスなのにたまにそういう人がいることに心外な様子。今まで色んなバイトをしてきたけど要領が悪く上手くいかなかった、昼にしてる仕事も上手くいってないと苦労が絶えないとのこと。添い寝サービスでは頼りにされていて、この仕事に誇りをもっているようです。ヒロインの姿勢の癖を言い当て、凝ってると言いつつ注意するより寄り添ったアドバイスをするのが優しい。マッサージが終わり、一緒にベッドに入り寝かしつけてもらうことに。ヒロインに深呼吸させた後、ケンスケは読み聞かせを始めます。彼がヒロインに読み聞かせたのは「セロ弾きのゴーシュ」でした。落ち着いた口調の朗読に、ヒロインはいつしか夢の中へ。

 

朝、ヒロインが目を覚ますと横にはケンスケの姿が。添い寝は頼んだけど、何故朝まで彼がここにいるのか。事前のアンケートで朝食を用意する時間がなくて食べてない、と回答していたため、ケンスケが自分から進んで朝食を作ってくれたのでした。仕事絡みとはいえ、なんていい青年なんだ。昨日の読み聞かせの話をしつつ、ケンスケに見送られ仕事に出掛けます。

 

後日、仕事終わりにレストランでケンスケと待ち合わせすることに。料理に舌鼓を打ちつつ、ヒロインとの再会を喜んでいる様子。「お姉さんと会いたいと思ったから来た」なんて告白のような。食後ヒロインの部屋に行き、今回は服を脱いでマッサージを受けることに。初回と比べて口調や態度が明らかに軟化していて、ヒロインに嬉しそうと指摘されるケンスケ。マッサージの途中、ヒロインの胸がケンスケに見えてしまいます。火がついたのかキスされ、胸を触られることに。「腰をマッサージされる時、触られる期待してた?」と下半身も触られ、ヒロインが達するところまでして終了。

 

不愛想なようで実際は観察眼に優れ、細やかな気遣いが出来る彼とのやり取りを描いた作品でした。1回目で性的サービスはやってないと言っていたのに2回目で手を出していたので、いやしてるじゃないかと思ってしまいましたが。葛藤して反省するところに、真面目な人柄が出ていているなと思いました。3回目に呼ばれたのは好かれている証拠だと思うのですが、よそよそしくしてて根は器用なタイプじゃないんだろうなと。台本を読むと濡れ場はアドリブとのことで、ケンスケというキャラクターがよく出たエッチだと思いました。(ヒロインの)声聞いてるといっちゃうから我慢してくれないかのセリフ、好き過ぎて斬新な反応だ。

 

前半癒し、後半は恋愛とエロでストーリー性もしっかり。癒し音声というと、シャンプーや耳かき音など施術している時の音中心のイメージがありますが、こちらはコミュニケーション重視。クールなしゃべりが関係性の変化で、どんどん柔らかくなっていくのが聞きどころです。