偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

2022年まとめ商業CD編

2018年2月から始めたこちらのブログ、今年の2月には5周年を迎えます。これだけ長く続けられたのも、読んでくださる皆様のおかげです。2022年の間に記事数が300本を超え、こんなに続けられるとは思ってませんでした。こちらでは管理人が2022年に聞いた商業CDの中から、特に良かったものをランキング形式で紹介していきます。

2022年で私が購入した商業CDは37枚で、ものとしてのCDは12枚、配信が25枚でした。去年よりも購入数が減り、CDより配信中心になっていました。購入履歴を見ると3月から7月の間しかCDを買っておらず、我ながらえっこんなに少なかったという気持ち。以下5位まで発表していきます。

 

1位 蛇神の棲む島~陰の章~(CV:夜乃かずお) 

   蛇神の棲む島~陰の章~(CV:彩和矢)

   蛇神の棲む島~特別編~(CV:夜乃かずお、彩和矢)(花鏡浪漫)

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花鏡浪漫の配信限定のこちらが1位。蛇神がすむ島で生贄になるヒロインが、蛇神の依り代である男性キャラクターと交わり、子どもを作らなければならないシリーズ。分岐ルートで、二人の幼馴染の男性との恋とエロを描いています。蛇神が取り憑いた状態での古風な言葉責め、想いが通じ合った純愛エッチと色んなエロが楽しめてストーリーもしっかり。特別編は本編の影響は薄い3Pものでエロ特化。長尺で特典付き、本編2作から間を空けず特別編がリリースされたり、配信の強みを活かしたシリーズです。

 

2位 夢見屋~第壱夜~、夢見屋~第弐夜~、夢見屋~第参夜~(CV:三橋渡)(GOLD)

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GOLD発、全て三橋渡さんがCVを務める摩訶不思議なファンタジー三部作(タイトルの表記が実際と異なります。リンクをご覧下さい)。帰宅途中のヒロイン、いつの間にか見知らぬ土地にいて鈴の音に誘われ日本家屋の中へ。そこには夢見屋と名乗る着物姿の男がいて、一夜限りでもいいと思える夢を言えと促します。強い欲を持ったヒロインは一度ならず三度も、夢見屋に憧れの異性との性愛の夢を見せてもらうことに。巻ごとに上司、元同級生、バイトが同じだった後輩、と色んな三橋さんの声とキャラクターが楽しめます。作品形式としては同キャストによる別キャラクターとの恋と定番ですが、夢見屋というミステリアスな水先案内人とのやりとりに興味を惹かれ、他の巻も聞きたくなる作りが絶妙です。

 

3位 向坂三兄弟の悪戯Vol.1(CV:利一翔)

   向坂三兄弟の悪戯Vol.2(CV:河村眞人)

   向坂三兄弟の悪戯Vol.3(CV:五日天峰)(BEBENIA)

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BEBENIA発、親の再婚で急に兄弟が三人も出来てしまったヒロインの恋とエロを描いたシリーズ。時系列ではなく、キャラクターごとの編成となっています。トラックリストに日付が書かれていて、三巻を日付順に並べ替えて聞くと作品の解像度が上がるという凝った作り。確執を抱えた家族の中にヒロインが入ってきて物語が動き、三兄弟全員に抱かれ誰を選ぶかでラストが変わる、乙女ゲームのような展開が聞きどころ。男性キャラクターは他の兄弟が言うような人物なのか、一番やばいのは誰なのか、三巻全て聞いてこそ真価を発揮するシリーズ。

 

4位 想い想われ、悟り悟られ。-無愛想×溺愛-

           想い想われ、悟り悟られ。-温厚×劣情-(CV:真野大)(ステラワース)

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ステラワース発、同日発売で同キャストの二枚。ステラワースの二枚ものは純愛とヤンデレに分かれていることが多いですが、こちらはヤンデレなし。真野大さんの真面目で無愛想な彼氏と、明るくエッチな彼氏の演じ分けが見事。占いでもらった香水をヒロインがつけると、何故か彼氏の心の声が聞こえるように。心の声を聞くことで本音を知ったり、口に出してこなかった隠れた欲望を聞いたり、より関係を深める内容。無愛想が乙女寄り、温厚が青年マンガのラブコメ風だったりそれぞれ違いが楽しめます。

 

5位 セクスタリウム 早乙女僚汰(CV:五日天峰)

   セクスタリウム 獅戸玲央(CV:九財翼)(みつぼみ)

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みつぼみ発配信限定で、女性向け性風俗が合法化された世界で、セクスタリウムというサロンで性的サービスを受ける話。コンプレックスやトラブルを抱えたヒロインが、キャストと接することで意識が変わったり体を開発される内容です。リリースと同時に購入すると一週間ごとに1トラック追加される仕組みで、作中での時間経過を味わえる面白い作り。一日限りの関係ではなく、何度も通うことでキャストとの仲が変化していくのが美味しかったです。

 

単発はなく、全てシリーズもので合計13枚でした。多いよ。基本的に18推CDはシリーズものでも単発で楽しめる作品が多いと思うのですが、ここで取り上げた作品はシリーズで聞くことで理解を深めたり、キャストの演技の幅を味わうことが出来るものでした。購入数は少ないながら、楽しく聞ける作品が多かったです。

 

配信が増えてCDでの販売が減ったり、以前は月イチペースでリリースしていたレーベルのリリースが不定期になったり、営業終了した通販サイトがあったり不況を感じた一年でした。明らかにリリースが少ない月もあったし、レーベルからCDの原材料が高騰している知らせを聞いたりなんとも不景気。いいニュースは、配信限定だった作品が好評を博してCDリリースもされたことでしょうか。

 

キャスト的には常連の方中心で、特に冬ノ熊肉さんの出演がかなり多かったですね。1枚限りの出演を除けば新規で入ってくるキャストの方はなく、伸び悩んでいる様子。同人音声で活躍されているキャストの方の商業作品への進出が増えて、今後も続く流れかと思います。以前からそうでしたが、五日天峰さんや真野大さんといった商業と同人分け隔てなくオファーを受ける方が今後も出演を増やしていくのかなと。同人の躍進が印象的だったけど、商業も元気でこその音声だと思うのでこれからも注目していきます。