偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

オネェ催眠マッサージ(CV:一条ひらめ)

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同人サークルwhite mist発、タイトル通りオネエに催眠をかけられマッサージされるDL音声。

ヒロインは多忙な会社員。最近マンションの隣にマッサージ店が出来て、ヒロインは通りすがりに店主に声を掛けられます。彼は堀之内彩(ほりのうち・あや)というマッサージ師で、見た目や口調が女性的といういわゆるオネエ。彩はいつも疲れた顔で歩いているヒロインを心配していたとのこと。会話がきっかけで彼の店に通うことに。ヒロインは残業が多く、開店中に来店するのは厳しいのですが、彩は閉店時間を過ぎても受け付けてあげると言います。今ではすっかり店の常連になり、マッサージだけではなく話し相手になってもらったり仲のいい様子。

 

ある日の来店時、最近はじめたオイルマッサージをオーダーするヒロイン。水着に着替え、全身コースでまずヘッドマッサージを受けることに。ゆったりとした口調で、健康アドバイスを聞くの心地良いですね。ヒロインは日頃の激務で肩こりがひどいらしく、休みの日にウォーキングした方がいい、なんなら一緒に行きましょうかと言われたり距離が近い。彩は口調や見た目こそ女性的ではあるものの、性的嗜好はストレートで恋愛対象は女性とのこと。話題はヒロインの好きな人のことに。最近好きな人が出来たという言葉は、流れ的に相手は彩だと思うのですが彼は動揺している様子。眠気を感じたヒロインに彩は声を掛け、リラックスを促します。彩はヒロインにこれから夢か現実か分からなくなる、体が動かなくなる、とささやきます。どうやらヒロインに催眠を掛けている様子。

 

眠ったヒロインに特別な施術をするという彩。オネエのはずが一人称が俺になったり、男言葉が出てきます。ヒロインの水着を脱がせ、オイルを胸に塗る彩。今どんな感じと彩が質問すると、胸が気になると答えるヒロイン。眠っているはずが催眠状態であるためか、彩の言葉は聞こえていて声も出せる様子。使われているオイルは媚薬みたいな効果があるらしく、快感を得やすくなっているようです。胸の次に下のマッサージも、と下も脱がされてしまいます。下半身にもオイルを塗られ、もどかしい様子のヒロイン。彩は俺がいいと言うまでイケない、と暗示をかけヒロインに触れます。次に彩は道具を取り出し、それをヒロインに使うことに。ヒロインは声を上げているのに、マッサージを続けると言ったり焦らされます。途中あんたがいけない、俺以外の誰を好きになったの、と責める言葉が。あんたは俺のもの、こうやって毎回教え込んでる、と施術のたびに調教してたのか。彩は許可を出し、中をかき回され絶頂を迎えることに。

 

後日、マッサージ店に来たヒロイン。施術前に彩に恋愛相談を持ち掛けます。相手が鈍感で変人と言うと、そういう男は性癖が変と辛辣な彩。男に手を出されたという言葉で怒る彩に、ヒロインは呆れた様子。相手は彩さんです、と告げるヒロイン。彩は取り乱しごまかそうとしますが、観念してやったことを認めます。ヒロインに催眠をかけていたつもりでしたが、彼女にはちゃんと意識があり何をされたか覚えていたのでした。通りで催眠時も受け答えがしっかりしてたわけだ。マッサージに来た他の女性相手にもいやらしいことをしていたのでは、と疑っていてヒロインは不機嫌な様子。ヒロインが彩から催眠や淫らな行為を受けても、気づかないふりをしていたのは好きだから。自分のアプローチを察知してもらえないことにやきもきしていたようです。両想いと分かってから、キスするまでの流れがめっちゃスピーディー。

 

催眠がテーマとなっていますが両想いになるタイミングは早く、ゆったりとした口調のオネエとエッチする内容でした。成人コミックなどでよくある展開ですが、男性キャラクターが一途、付き合ってからの話も聞けたりベクトルは女性向け。ソフトで上品、かわいく色気溢れるひらめさんの声はオネエキャラとの親和性高めで、違和感なく聞けました。男言葉がちょいちょい飛び出すので、男の面が出るオネエが苦手な人は注意が必要かと。個人的には時々使う男言葉にドキッとしました。やってることは大胆ながら嫌われたくないと思ってる小心さや、詰めが甘いところも含めて愛しい。終盤のゴム忘れちゃった発言は故意だろうと思うのですが、好きになったら一途で執着心強めなのも美味しかったです。

 

施術中のエロやしゃべりは癒し効果が高く、ひらめさんが運営されているmonoBlueの作品に近い作風かと。尺は70分程度、甘々かつ純愛、隠語は最低限で過激なエロはなし、初心者向けのオネエ作品と商業寄りの印象で、気軽に聞ける良作だと思いました。