同人サークルDestruction発、遊び人の彼に迫られるエロ特化のDL音声。雑誌の表紙のような、華やかなジャケ絵が印象的です。
ヒロインは美容院に勤める普通の美容師。ある日、ヒロインを専属メイクとして雇いたいという売れっ子モデルが現れます。ハーフのモデルのレックスという青年で、何故かヒロインに熱烈なアプローチ。仕事前のメイクでも、ヒロインを口説いてきます。レックスにメイクの腕を絶賛されるも、ヒロインは引き気味。レックスはヒロインにキスをし、あんたとヤリたいと直球の言葉が。遊び人は駄目とヒロインは断ってますが、動揺が隠せない様子。
打ち上げがあった日の夜、泥酔したヒロインはレックスに家まで送ってもらうことに。レックスはヒロインをソファに寝かせ、水を飲ませたり面倒を焼いてくれます。男を家に上げるとどうなるか教えてあげる、とヒロインにキスするレックス。部屋の壁に自分のポスターが張られているのを見つけ、本当はまんざらでもないんでしょ、と内心を読まれています。服を脱がされ焦らされるも、ゴムつけてと渡されるの遊び慣れてる感が。お酒の勢いもあって抱かれることに。事後セフレでも恋人でもいい、また俺とセックスしようねと囁かれます。その後、何度も抱かれ秘密の恋人になっていくことに。
ある日、レックスに呼ばれホテルに滞在するヒロイン。記者にヒロインを見られ、恋愛スキャンダルが報道されそうとレックスは告げます。明日記者会見を開くと言うけど、ヒロインが欲しいとか大丈夫なのか。もうすでにヒロインはレックスに溺れていて、拒否する選択肢はなく。
エンディングは分岐で、純愛と狂愛に分かれています。純愛ルートは本編同様熱愛されるエンドで、乙女系然とした内容。狂愛ルートではそれがひっくり返されます。同人音声の他作品のヤンデレと比べるとさほどきつくはないものの、並びがえぐいなと思いました。「人気モデルに愛されるなんて夢で、現実はこっちですよ」と言われたかのようで。ヤンデレのベクトルが乙女系とは異なり、そっちかあとなりました。５分程度の短い内容なのに、分岐しても矛盾がないのがすごいと思いました。人外との恋や狂気を扱うこちらのサークルさん、ひたすら愛される作品は珍しいなと思いましたが、最後まで聞くと根っこは同じと気付きます。
