偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

愛でたがりは恋初める 梓沢夏斐(CV:二枚貝ムール)

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h.Adam発のシリーズもの、今回はネガティブな上司の弁護士との恋を描いた作品。一部店舗で特典CDつきとなっています。

ヒロインは新米弁護士で、梓沢夏斐(あずさわ・かい)という青年弁護士が経営する法律事務所で働くことに。昼休憩で外出して事務所に戻ってきたヒロインに、2分遅れたと暗い口調で理由を尋ねる夏斐。窓からヒロインを見ていて道で男と話してた、俺と話してる時より楽しそうだった、俺が面倒臭いからもう辞めたくなったんだ、とか勝手に色々話してます。夏斐のそういうところが嫌い、とヒロインが言うとショックを受けつつこういう性格だから仕方ない、正直に言ってくれるのは嬉しいとか、後ろ向きなんだか真面目なんだか。ヒロインが差し入れしたサンドイッチを疑ったり、どんだけネガティブなの。

 

ヒロインがお気に入りの猫カフェ「にゃん喫茶・猫華族」に行くと、何故か店員として働いている夏斐の姿が。ヒロインの登場に盛大に驚く彼。店長がぎっくり腰になってしまい、常連の夏斐が代わりに店番しているとのこと。人は苦手でも猫は大好きらしく、文字通り猫かわいがりしてます。猫をいかに愛しているか語りますが、誌的な説明でよく分からないよ。ここの猫は爵位で呼ばれるなど、早口で話すところがオタクっぽいなと。猫のことは好きなのに人相手だとどうして駄目なのか、とヒロインが聞くと、弁護士になって色んな人を見てきたと言います。人は追い詰められたら嘘をつくと言ったり、仕事で辛い目に遭ってきた様子。この子たちと同じで君も嘘はつかなそうとヒロインに言うの、遠回しの告白のような。

 

事務所で仕事している時、夏斐ににゃん喫茶から電話がかかってきます。店長から連絡がきた、店の猫のアルがと言って泣き崩れる夏斐。猫に不幸なことがあったらしく、ヒロインは慰めようと夏斐を抱きしめます。ヒロインがもらい泣きすると、何を思ったのか夏斐からキスされることに。自分がしたことに驚いて、わいせつ罪についてまくしたてたり情緒が極端。同意の元なら問題ない、とヒロインが言うとまた驚いてるよ。

 

別の日、ヒロインとのやり取りが気になって仕事に身が入らない様子の夏斐。何か力になれないか、とヒロインが尋ねると夏斐が取り出したのは猫耳のカチューシャ。真面目な空気だったのに、何故その方向に行く。仕方なくヒロインはカチューシャを頭につけ、夏斐に絶賛されます。ヒロインにキスして猫の君をかわいがってるだけ、とちゃっかりしてる。アルはいっぱいキスさせてくれた、とさらにキスされることに。猫の耳を甘噛みするのが好き、と言われ噛まれたり(噛んでるのは猫耳ではなく、ヒロインの耳)エスカレートしてるよ。電話が鳴り、戯れはそこで中断。

 

その後も事務所にいる時、癒しとして夏斐からハグしたいと言われ猫耳カチューシャつけていちゃいちゃしたり、人が苦手と言いつつヒロインにはぐいぐい来るな。猫はおしりが感じると言い触ったり、積極的過ぎでは。君の嫌はいいに聞こえるとか、慣れてないようで実際はそうでもなさそうな。ヒロインがもがくとおとなしくしなさい、と言ったり先生っぽくなった。触られるのが嫌なら自分でして、と言ったり先生結構Sでは。ヒロインにずるいと言われ、夏斐も自慰することになったりどんな図なの。

 

さらに別の日、帰りに大雨が降り電車が運休に。ヒロインを探しに来た夏斐に、駅で遭遇します。車で彼のマンションに連れていってもらうことに。「後悔したくないから、今日は連れて帰る」という夏斐の言葉、雨のせいだけでなく思うことがあるよう。部屋で一息つき、研修時代夏斐に会っていたことを話すヒロイン。今とはかなり印象が異なり、以前の夏斐は厳しいふるまいだったとのこと。夏斐に当時の記憶はないのですが、ヒロインは彼に憧れてこの事務所に入ってきたのでした。想いを確かめ合った二人は、ベッドで抱き合います。

 

後ろ向きでおどおどしたしゃべりの弁護士となっていますが、ヒロインにぐいぐい来たりはじめてじゃなかったり、特に陰キャでもなかった気が。結構したたかだし、特典では同棲してるし。弁護士の監修ありで専門用語も出てくるけど、仕事絡みのエピソードはなし。猫カフェのエピソードを挟みつつ、ヒロインとの恋やエロ中心に話が進む職場恋愛ものでTLっぽい作品かと。二枚貝ムールさん、他作品だとクールだったりさわやかな青年のイメージが強かったのですが、また異なる印象の声が聞けました。