偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

欲情兄妹 快感を求めるだけの関係だったのに(CV:あさぎ夕)

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poisonist(ポワゾニスト)発実の兄妹で関係を持ってしまうシリーズ第二弾。脚本はひよさん、キャラデザは天野ちぎりさん。CD2枚組で大ボリュームながら価格据え置きでエロ特化、商業というよりも同人音声寄りのベクトルの作品かなと思います。第一弾には古河徹人さんが出演されてます。

 

あさぎ夕さん演じる真柴遥斗(ましば・はると)とヒロインは兄妹。ヒロインは高校生で、遥斗は大学生の設定。看護師の母を持ち、離婚で父親不在の家庭とのこと。ヒロインはブラコン気味で、何かにつけて遥斗に構ってもらっている様子。その日の夜も、一緒に寝てと兄のベッドに潜り込むヒロイン。遥斗の毎日の予定を聞いたり、今付き合ってる女子はいるのか気にしたりと、兄には鬱陶しがられている様子。兄のスマホにAVの動画があることに気付いたヒロイン、遥斗を問い詰めると友達から借りたとのこと。ヒロインはその場でAVを再生、遥斗も何故か一緒に観ることに。しっかり女優の声が流れてくるので、びっくりします。何を思ったのかヒロイン、遥斗の下半身に触れ反応していることに気付きます。遥斗のものが見たいと詰め寄ると、文句を言いつつ仕方なく見せる兄。ヒロインがさらに触れると、苦情を言いつつ気持ちよさそうな。こうなったらもっと良くなる、とアドバイスされることに。仕返しとばかりに妹の下半身に触れ、奉仕し合うとか実の兄妹だけど抵抗感薄いな。遥斗はヒロインにキス、欲情に火を付けられ止まらなくなります。耳舐めの音が本気に聞こえるんだけど。妹が達するところまでして、その場は終了。

 

後日家に母親がいる状態なのに台所で妹の足に挟んだりと、実の兄妹のはずがやっぱり抵抗感薄い気が。最初は妹の方が積極的だったけど、今度は兄から仕掛けてきます。とは言え入れるのは抵抗があるらしく、兄が達する前に止めることに。遥斗が直後トイレに行くのがおかしくて。その後もそれぞれ口で奉仕したり、ますますエスカレートしていく展開に。結局二人は一線を超え、ゴムをつけて行為に及んでしまいます。事後、遥斗に本当に良かったのかと聞かれると、いいと答える妹。兄には背徳感があるようですが、妹は特に気にしてない様子。

 

二人で入浴していると、兄の口から母に彼氏が出来たと話を聞かされることに。聞くと以前いた父はDV男だったとのことで、兄妹の結びつきが強いのはそのせいもあるようです。本心では妹がついて回るのが嬉しかったと言う遥斗。血縁関係を超えてしまった今は気持ちを隠す必要もなく、兄も溺愛が止まらなくなっている様子。その後も体を重ね、溺愛を深めていく遥斗。最初は妹の気持ちの方が大きかったはずが、いつしか兄の気持ちの方が大きくなっている模様。序盤ベッドでヒロインがくっついてくるのを嫌がっていたのに対し、今ではもっとくっつけよと言われるのに変化を感じますね。やがて、兄がヒロインのスケジュールや帰りの時間を気にしたりと、だんだん雲行きが怪しくなっていくことに。ただ快感を得るための関係だったはずが、気持ちの矢印に変化が生じている様子。

 

古河徹人さんの第一弾といい、兄妹の肉体関係を扱った作品であるためかラストは不穏でした。バッドエンドですが、1と2では展開が正反対なのが印象的です。第一弾では妹は兄に本気だけど、兄は性欲処理にしか思ってないのが個人的に辛いところだったのですが、こちらは溺愛されて満足です。依存され独占欲と嫉妬をぶつけられる、リスナー的には美味しいエンディングかなと。あさぎ夕さん、久しぶりに聞きましたが耳舐めなど濡れ場演技の上手さが際立っていました。大学生設定ながら兄のためか、大人っぽい落ち着いた声が心地よかったです。隠語呼びありだけど、控え目な方なので特に問題なく聞けるかと思います。

CDとDLで発売がある作品というと、配信に興味はあるけど特典音声がないのが不満になりがちですが、こちらはDL限定の特典音声つき。配信は税抜き価格で、特典の内容に興味が持てるならDLも買いかと思います。