同人サークルIAMOK2発のDL作品で、草食系彼氏とプレイボーイの幽霊の一人二役が楽しめるコメディ。
ヒロインと胸肉鉄板ミートさんが演じる彼氏は大学生。いつも通りヒロインの部屋で過ごしていると、ヒロインのタブレットを見てしまったと言う彼氏。タブレットに映っていたのは、エッチで彼氏をその気にさせるという内容でした。彼氏はこんなの見る必要ない、そのままで十分魅力的、いっしょにいられたら幸せ、とヒロインが積極的になるのが迷惑そうな様子。純情というか、真面目で草食な彼氏のようです。
週末の夜、街で入るラブホを探す二人。家でいいのにと、ここでも消極的な様子の彼。週末だけあって何軒も満室の中、格安でボロボロのホテルを見つけます。部屋に入っても一人で色々しゃべり、彼は緊張気味の様子。ヒロインがお風呂に一緒に入ろうと誘うも、一人で入るとか釣れないです。風呂から上がった彼に、君と俺は恋人同士だよねと妙な質問をされます。口調もチャラい感じで、何だか変。ベッドに誘われるものの、怪しく思ったヒロインは拒絶。風呂場で酒を飲んだと言いますが、彼氏はアルコールアレルギー。やっぱり隠せないかと、俺昔ここで死んだんだわとよく分からない言葉が。聞くと彼は幽霊で昔ここで刺されて死んだ、たまたまホテルに来た彼氏に取り憑いたと言います。彼を元に戻してとヒロインが頼んでも、後で返すからと出て行く様子はなく。一回だけセックスさせてよなどと、とんでもないことを言い出します。浮気は嫌とヒロインは主張しますが、体は彼氏のものだから浮気じゃないよと言う幽霊。久しぶりに女が抱けると喜んだ幽霊はヒロインに奉仕を要求、したことないとヒロインは首を横に振ります。彼氏が嫌がっていたというヒロインの言葉に驚きつつ、奉仕してとしつこいです。仕方なく奉仕するヒロイン、こんなに気持ちいいのははじめてと、感じたことのない快感に驚き焦る幽霊。この体は感度が高すぎる、普通にセックスしてた時はどうしてたのと幽霊から質問が。彼が奉仕を断っていたのは、感じやすい体のせいでヒロインの前で乱れるのが嫌だったからのよう。最後までするけどいいよねと言われ拒否しますが、乗り気になった幽霊が止めてくれるわけもなく。本番することになり、感度の高い彼氏の体で余裕なくあえぐ幽霊。乱れつつヒロインや彼氏がどうセックスしていたのか分析して話すとか、さすがプレイボーイというか。彼氏の体での行為を楽しみつつ、こいつと君はベストカップルとか言われても。久しぶりのセックスに興奮するもヒロインに夢中になる感じではなく、事後彼氏の体から出て行き、ようやく解放されることに。
後日、家でレポート作成をしている二人。ヒロインが書いたレポートを添削し散漫としてる、最近変だと言う彼。ホテルに行った日の記憶がなく、ヒロインの様子もおかしいと言います。記憶がなくなるほどセックスしてしまい、ヒロインの自分を見る目が変わってしまったのではと心配している様子。気まずそうなヒロインに、何があったのか問い詰めます。ホテルに行った夜、彼に幽霊が取り憑き、その状態でセックスしたと正直に話すヒロイン。すると、彼はそれ浮気だよとわめき、男淫乱がバレたと嘆きます。感じ過ぎる体のことを知られたくなかった、この秘密は墓場まで持っていくつもりだった、とこの世が終わるかのような嘆き方です。恥ずかしさのあまり一緒に死んでくれと言い出す彼氏、大丈夫か。その時、彼に異変が。チャラい口調になり、今彼氏の中にいるのはあの夜出会った幽霊だと言います。去ったはずがそばにいて、消えていなかったのでした。
幽霊は彼氏がヒロイン大好きで、毎日ヒロインを思って一人でしていることを暴露。言い訳出来ない状態にしてやろうと提案する幽霊、何故かヒロインと本番する流れに。身体を繋げるところまで持って行き、途中で幽霊と彼の意識を入れ替え、彼氏とヒロインをセックスさせ追い詰めるのが狙いのよう。最中に体から幽霊が出て行き意識を取り戻した彼氏、驚きつつ快感に抗えず高く大きな声で余裕なくあえぎます。いやらしいことばかり考えてしまう自分が嫌だった、と本心を聞くことに。
感度が高すぎる体を持て余す彼氏と、消極的な彼氏にもっと好きになってほしいと願う彼女の話でした。彼氏のヒロインへの隠し事は、普通ならバレたら一発退場になりそうな内容ですが、ヒロインも彼氏好き過ぎてむしろプラスに作用してしまうのがおかしかったです。彼氏にとりついた幽霊はエッチ大好きだけど、ヒロインに恋愛感情があるわけではなく、久しぶりのセックスを楽しみカップルの手助けをするという役回り。草食を装い本当は性欲で爆発しそうな青年と、明るくエッチで分析好きでよくしゃべる幽霊と、演じ分けが見事で楽しく聞けました。
