偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

急性淫魔症候群の治し方(CV:ysd.)

同人サークルangel in whiteのDL音声で、RPGを彷彿とさせる異世界で旅をする男女の物語。と言っても、二人が宿泊している宿屋のみで話が進む内容です。声はysd.さん。

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ysd.さん演じるヴァルベルは、旅をしつつ恵まれない子どもたちに医療行為を施し、モンスター退治もこなす戦う医師。ヒロインは倒れているところをヴァルベルに助けられて以来彼に同行、前線で戦う武闘派の女性。ヴァルベルにとってヒロインは娘のような存在で、異性として扱われていない様子。ある朝身体に異変が起きたヒロインは、慌ててヴァルベルの部屋の戸を叩きます。



ヒロインの頭には角、下半身には尻尾が生えていました。聞くと以前二人はサキュバスと戦い、攻撃を受けてしまったとのこと。これはサキュバスのフェロモンを浴びた女性がかかるという病気、急性サキュバスシンドロームではないかと言うヴァルベル。薬による治療法はまだ確立されておらず、治す方法は満足するまで性交すること。治療せずに放っておくと完全なサキュバス、モンスターになってしまうとのことで一大事です。医師であるヴァルベルは、治療としてヒロインとセックスすると言います。恥ずかしがって風呂場に引っ込むヒロイン相手に「私も入ることにした」と堂々と入っていったり、水を溜めるならこの方が効率がいいとかムードないな。男女二人で旅とか恋愛感情が芽生えそうですが、ヴァルベルはヒロインを娘のように扱っていて、保護者感覚で接しているよう。



風呂場から出て服を着ようとするヒロイン相手に、治療として事に及ぶため武器である鞭で彼女の身体を拘束するヴァルベル。サキュバスシンドロームは本人が淫乱になるのに加え、周りの人間も影響を受けるとのことで、すこぶる真面目に迫っているようで冷静でいられる自信がないと言います。患者の女性の身体に欲情するなど不埒とのことで、ヴァルベルは未経験。医学書を片手にヒロインの性欲を発散させるべく、下半身にいきなり奉仕とかそれもどうなんだというやり方。治療のためとは言え、執拗に舐める音が全くはじめてに聞こえません。思惑とは裏腹にヒロインの性欲は収まることなく、彼女の背中にサキュバスの翼が生えてきてしまいます。病気の進行を抑えるべく、ヴァルベルはヒロインと本番する決心をします。これは医療行為でヒロインが淫乱になっているのは病気のせいなんだ、と言い聞かせるのがなんかずれてる。とは言えヴァルベルの方も興奮を隠しきれない様子。一回しただけでは収まらず、何度もするしかないとセックスを続けることに。



親心と責任感、本能のせめぎあいで葛藤するさまとエロが聞けます。欲情したヒロインに攻められ、抵抗出来ず喘ぐ声がエロ過ぎます。真面目な男性がぐずぐずになって崩れていく流れが絶妙で、それでも男っぽさが保たれているのがたまりません。病気が治った後、したくなったヒロインに迫られる後日談も最高でした。他作品だと一回したらそのままくっつくのがよくあるパターンですが、その後もいたって真面目。ヒロインはヴァルベルのことが好きなんだから、応えてやれよという気分になります。


コメディ寄りの作風で、キャラが立ってて面白いです。ジャケ絵は眼鏡、金髪、細身と中性的なビジュアルですが、真面目かつ堅めの口調、かすれ気味の大人の声で男の色気しっかり。ヒロインは前線で戦う武闘派の設定で好戦的、気性が激しい、自分から迫ると積極的で新鮮でした。