偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

御伽恋話 あおひげとはなよめ(CV:久喜大)

御伽恋話 あおひげとはなよめ【共通特典:ドラマCD付き】

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ホビガールズフルール発、おとぎ話がモチーフのシリーズ第三弾。第一弾の刺草ネトルさんの「おおかみさんとあかずきん」も聞いています。脚本は堀川ごぼこさんで、声は久喜大さん。
ヒロインはお茶の産地で茶摘みをしている年頃の女性。ある日、領主エルガーの使いだという大柄の青年が訪ねてきます。彼は領主の「ヒロインを花嫁にしたい」と申し出を告げます。ヒロインには村の若者と縁談が持ち上がっていたのですが、領主が相手だからかヒロインの父はあっさり了承。ヒロインも縁談に乗り気ではなかったのか、領主に嫁ぐと返事をします。ヒロインは使者に連れられ、領主の館に行くことに。



館に使用人はいないと言う使者。実は彼が領主エルガーだというのです。強引な求婚を詫び、他の男には渡したくなかったと言うエルガー。ヒロインに記憶はないものの、エルガーは以前からヒロインのことを知っていた様子。常日頃フードを目深にかぶり、顔を見せない彼。この土地で育てている茶葉にちなんで、エルガーのことををあおひげと呼んでいるものの、領主のことをよく知る村人はいないのでした。ヒロインは顔を見せないエルガーを嫌がることはなく、そのままでいいと言います。エルガーは元々異国の騎士で、旅で立ち寄ったこの村で前の領主が圧政を敷いていることに腹を立てたそう。エルガーは館に殴り込み、そのまま領主になってしまったと言います。英雄である新しい領主を村人は慕っていて、ヒロインも領主に嫁ぐ不安はなかったのでした。



エルガーは旅で立ち寄ったこの村で、茶葉を摘んでいるヒロインを見かけその頃から気になっていたと言います。エルガーがヒロインを抱きしめるとフードがずれ、顔が見えてしまいます。エルガーの顔は獣の毛で覆われ、獅子のようでした。彼は獅子の獣人だったのです。エルガーは自分が獣人であることを気にしていて、顔を見せようとしなかったのでした。ヒロインはびっくりしただけと、エルガーを受け入れます。エルガーはヒロインを部屋に案内。夫婦の部屋ではなく、ヒロインは一人で眠ることに。
翌日、朝食をヒロインの部屋に運ぶエルガー。夫婦なのに部屋で食べてくれとかよそよそしい彼に、一緒に食べましょうとヒロインは声を掛けます。エルガーは領主としての仕事をしつつ家事もこなしていて、かなりの働き者。ヒロインをこきつかう気はないとか、夫として完璧すぎないか。エルガーは領民目線の意見が欲しい、とヒロインに助言を求めます。


それから、家事をしたりと順調に生活している二人。時間がたってもエルガーの態度は丁寧なままで、夫婦円満な様子。領主の仕事もうまくいっているはずが、エルガーはこの土地の者が村を統治すべきと考えていると言います。旅人である自分はいずれこの地を去るべきだ、ヒロインとの結婚も解消し、好きな男と結婚しろと言うエルガー。完璧な領主であり夫なのに、なんでこんなにも自己評価が低いのか。エルガーは領主の座をヒロインに譲ると書き置きを残し、館を後にします。

 

久喜さんの包容力ある、完璧な人格者の獣人ボイスを堪能できます。二人のやりとりで進行し、特に事件はない平和な内容でスムーズに聞けます。終盤近くまでエロなしで進み、全年齢向きかと思うほど健全な内容。ヒロインにそっけなかったのは淡白だからではなく、一度手を出してしまったら歯止めが聞かなくなる、傷つけることを恐れていたためでした。想いが通じ合ってようやく濡れ場になるのですが、これがすごかった。 喘ぎ声がほとんどうなり声で、オラオラしてきます。最初から子づくりとしての行為で、一回で何回も出すとかまじか。テクよりパワーで、回数がまたすごい(すごいしか言ってない)。出す時の音がまた規格外すぎる。第一弾の「おおかみさんとあかずきん」同様、ストーリーはかわいいのに濡れ場は全然かわいくないです。

 

公式、Amazon特典「だんなさまのないしょ」
事後、疲れ果てたヒロインを起こさないようエルガーが一人でする話。寝室を分けていたのはエルガーの性欲が強く、一人でしているのを見られないためだったという事実を知ることに。完璧なようでそんな事情があったのね。ごぼこさんが描くキャラクターらしく、独り言がめっちゃ長いです(笑)。