ショコラブランの二枚組作品で３Pもの。CDは高価なため、DLでクーポン使って購入しました。声はAshさんと谷根千さんで、キャストがレアなのも聞きどころ。
ヒロインとAshさん演じる霧沢尋（きりさわ・ひろ）は結婚三年目の夫婦。お互い愛はあるけど、セックスが出来なくて悩んでいました。いちゃいちゃしても本番しようとすると旦那のものが衰えてしまい、本番出来ないという状態。ヒロインは自分が悪いのではと落ち込みますが、尋はそれを否定。出来ないのは自分のせいで、寝取られで興奮する性癖があると驚きの告白。先にあらすじ読んでたけど何かの拍子で知るとかじゃなくて、１トラック目から夫の自己申告だとは思ってなかったよ。ヒロインに対して申し訳ないと思いつつ、他の誰かに抱かれている姿を想像してしまうとのこと。ヒロインはそんな尋でも好きと言います。よく分からないけど、ヒロイン強いな。二人の問題だからと尋の願望をどうするか、二人で話し合います。
後日、二人は尋の従兄弟にして親友の浜塚涼（はまつか・りょう）を家に招待します(声は谷根千さん)。涼は大学時代の共通の同級生でもあり、親しくしていた仲でした。尋は涼に事情を説明、自分の治療のためヒロインとセックスして欲しいと頼み込みます。ヒロインが抱かれている姿は見たいけどそのへんの男にされるのは無理、夫婦共通の友人で信頼出来る涼に頼みたいと二人で頭を下げます。涼は驚きますが、二人の真剣な様子に依頼を引き受けることに。
早速、涼がヒロインを抱く展開に。涼は優しく声を掛けヒロインを抱きますが、彼女はぎこちない様子。横で見ている尋の、驚いている呼吸音がなんとも言えないんだけど（苦笑）。涼に抱かれつつ、尋の名前を呼ぶヒロイン。手を握ってあげたらという涼の言葉に、尋はヒロインの手を握りキス。そのまま涼と最後までします。妻と親友が本番するのを見て興奮する尋に、二人ですればと涼は提案。涼はヒロインに尋を奉仕するよう勧めます。尋は何故かヒロインに奉仕を頼んだことがなく、はじめてヒロインから尋を攻めることに。涼にも指摘されてるけど、尋の嗜好がよく分かりません。涼の指示で、さらにヒロイン主導で本番することに。新しい刺激を得て興奮状態で本番する二人に涼も加わり、最後までします。
後日、あの日のお礼をと夫婦と涼の三人でお店で食事をします。夫婦の久しぶりのセックスが叶ったものの、二人きりではまだ出来ていないと言う尋。涼は帰り際、二人を夜の公園に誘います。そこはいちゃいちゃするカップルが多いことで有名なスポットだったのです。見るのが好きなら見られることにも興奮するのでは、という涼の指摘に図星を付かれた尋。そのまま公園で三人ですることに。大胆すぎんか。
その後、涼を家に呼んで三人ですることにも慣れてきた矢先。尋がしばらく出張することになり、その間ヒロインは家にひとり。防犯も兼ねて家に泊まるよう、尋は涼に頼みます。二人きりにする方が物騒なんじゃないのと涼は困惑しますが、折れて頼みを聞くことに。尋が出張の間、涼がヒロインの家に帰ってきてご飯を食べたり、二人で家事をしたりとまるで夫婦のような暮らしぶり。三人は大学で同じサークルに所属していた過去があり、涼は合宿での思い出話を語ります。家にふたりきり、距離の近さもあっていい雰囲気に。その時、尋からヒロインに電話がかかってきて、今何をしているのかと質問されます。ヒロインと涼、二人で楽しそうにしているのに嫉妬しているのか、不機嫌な口調の彼。尋は電話越しで二人がしているのを聞きたいという、とんでもない要求をぶつけてきます。ヒロインは夫の頼みならと、涼に抱かれることを了承します。
寝取られは女性向け作品でも増えつつあるジャンルですが、さらに３Pものと刺激的な設定。妻が寝取られているのを見て興奮する夫とか、最初から同意の上でというのがすごいなと思いました。３Pものはチャラい男性キャラクターがリードするのが定番で、今作もそれは共通。言い出しっぺが真面目な旦那というのが、特殊に感じました。妻が寝取られているのを見て興奮しているかと思えば嫉妬したり驚いたりと、画を想像するとおかしかったです。現実の寝取られがどんなものかはともかく、最中の妻の心情を想像して興奮とか、メンタルがオタクっぽい気が。間男である涼の発言の方がまともで、もっともだと思うことがしばしば。三人でしたり横で旦那が見ていたり、電話越しだったりとシチュエーションは様々ですが、左右両方から息遣いが聞こえてくる３Pものの醍醐味はしっかり。CD二枚分で短いのも含めて濡れ場6回とかなりのボリュームながら、聞くのはあっという間でした。エロ多めで男性向けっぽいかというとそうでもなく、心理描写や関係性の変化があり女性向けの作風に感じました。シリアスだけどあまり暗さはなく、聞きやすかったです。３Pものに抵抗がない方なら楽しく聞けると思います。
