バニラレシピ発、ズルい男の罠にはまるシリーズ第二弾。脚本はマキタ桜子さんで、声は一之瀬昴さん。はじめての方でしたが、サンプルボイスがエロかったので予約しました（ちょろい）。
若くして起業し、会社経営する幼馴染の青年皇マキシム（すめらぎ・マキシム）とヒロインは交際中。２６歳で経営者とかハーフ設定とか、設定がすごいです。愛称はマックスで、日本人とロシア人のハーフ。イケメンでハイスペック彼氏ですが、付き合って数年のヒロインが好きで仕方ない様子。部屋で二人でいる時、マックスの会社の社員から電話がかかってきます。どうやら会社でトラブルが起こっているよう。数日後、マックスはヒロインに「会社潰れた」と告げます。負債をどうするか悩み「こんなんじゃお前を幸せに出来ない」と落ち込むマックス。ヒロインは彼を慰め、マックスはヒロインを抱きます。マックスを支えるためヒロインは半同棲を提案、二人は同棲を始めることに。
同棲生活が始まり、ヒロインが会社勤めしマックスは家で家事。朝ヒロインを起こし朝食を用意し、夜帰宅したヒロインを出迎え、入浴や食事の世話をするとか完璧な主夫ぶりを発揮します。マックスが家にいる状態ですが、ヒロインはあまり心配する様子はなく。心配する親達に、マックスを思いきり甘やかすと言ったり、ヒロイン男前。
マックスは家事をしつつ元従業員に会ったり、借金返済のため動いている様子。ある日、マックスは負債返済のめどが立ったと言います。マックスの明るい姿に喜ぶヒロイン。そんな中、マックスに電話が。誰かに呼び出されているようですが、苛立っている声が聞こえます。
別の日、ヒロインが仕事で外回りをしていると、女性と会っているマックスの姿を目撃することに。不機嫌な口調でこのへんで見切りつける、彼女にはちゃんと話す、あいつのことだから泣くかもとか不穏な言葉が聞こえます。ヒロインに気付き、声を掛けるマックス。ヒロインはさっきの人何と聞きます。ただの知り合いと言いますが、歯切れが悪いです。その後、就業中のヒロインに「今から言う住所に来て欲しい」とマックスから連絡が。ヒロインは指定された住所に、不安を抱えつつ向かいます。
狡猾トラップということですが、オチにびっくりしました。女性向けというか、少女マンガの中にしか存在しない、ぶっとんだ価値観のキャラクターにあんぐりしました。「父親が日本人じゃないから」ということではない気がします。マックスは狡猾ではなく、正直過ぎるあまり極端な方向に行ってしまったのかなと。同レーベルの熊肉さんの「強引・結婚」も聞きましたが、これらのシリーズはストーリーよりコンセプトが先行しているのかと思います。コンセプトが縛りになって、無理のあるキャラクターや展開になってしまっているように感じました。
オチはちょっとと思いましたが、俺様で肉食だけど甘えたなキャラクターは良かったです。しきりに「離れるな」と言われ、ヒロイン愛されてるなあと。隠語までいかないけど、おっぱいとかくちゅくちゅとか直接的な言葉責めにあおられます。
