偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

エロティック・ゴースト(CV:湯町駆)

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ショコラブラン発、幽霊に翻弄される作品。ケイズでリリースされている「片恋メランコリア」を聞いた後設定がよく似た、同じく脚本が西然実音さんの今作を聞きました。

夜自室で寝ているヒロイン、一人暮らしのはずなのに男の声が。男は家具を揺らしたりテレビをつけたり、ヒロインを起こそうとしますが起きる気配なし。男はヒロインにキスします。目を覚ましたヒロインにはじめましてと男は声を掛け、ベッドの上で彼女を金縛りにします。男は自分のことを幽霊と言います。ヒロインが借りている部屋は幽霊が出る噂があり、退去者が絶えず家賃は格安。ブラック企業の社員で残業が多いヒロインは、勤務先に近いこの部屋を噂を気にせず契約し、引っ越してきたところ。幽霊はヒロインを軽い調子で茶化し「君みたいな気の強そうな子を泣かせるのが大好き」と言い服を脱がせキス。そのまま犯されることに。ヒロインの様子を観察しつつ実況したり質問したり、奉仕したりと興奮をあおりまるで合意のような。甘くソフトなそれでいてSっ気も感じるしゃべりで、かなり手馴れている様子。幽霊は最後に「どこまでも取り憑いて犯してあげる」と言い姿を消します。 

 

翌日通勤するため電車に乗っているヒロイン。人身事故が発生し電車は停止、他の乗客と共に車内で回復を待つことに。彼女の耳に男の声が聞こえてきます。声の主は昨日の幽霊で、ヒロインに憑いて来たとのこと。幽霊は怜也(れいや)と名乗り自己紹介を始めます。怜也は幽霊として3年前からあの部屋にいて、死亡理由は分からないと言います。生前はモデルでルックスが良く、とても女子にモテたとのこと。枕営業は当たり前だった、死んだのはおそらく女絡みで、特定の彼女は持たず複数の女性と遊んでいたため修羅場に巻き込まれたのではと言います。ヒロインが身動き出来ないのをいいことに、電車内でちょっかいをかけてくる怜也。

 

ようやく会社の最寄駅に着きそこで会社の先輩、一条優也に遭遇します。優也も車内にいたとのことで二人で出社。二人のやりとりを見ていた怜也は、ヒロインは優也のことが好きなのではと指摘します。優也の顔立ちが自分に似ていると感じる怜也。昨夜ヒロインを襲った際、彼女が途中で抱きついてきたのは怜也の顔が優也に似てるから、ということに気づきます。そのことを気にする様子はなく「遠慮なくこういうことが出来る」と言いヒロインの身体を触ってきます。服を脱がさなくてもすり抜けて身体に触ることが出来るとか、どんだけエロに特化した幽霊なの。デスクで触られ、たまらずトイレに駆け込んだらそこで最後までされるとかめちゃくちゃです。

 

その後、仕事から帰ってきたヒロインを怜也が食事を用意して出迎えたり、寝る前に彼女を抱くとか、いつの間にか同棲カップルのようなありさま。この調子でラストまで行くのかと思いきや、気持ちに変化が生じて関係が崩れていくことに。ほとんどのトラックがエロありと言っても過言ではない今作、タイトルにエロティックとつくだけあってエロがとても多いです。湯町さんのソフトで湿度ある声にあおられます。 

 

「エロティック・ゴースト」と「片恋メランコリア」、幽霊が出てくるよく似た設定の二作品。「エロティック」はソフトかつチャラいしゃべりで、エロ多めの女性向けの作品。対して「片恋」はオラオラ系のヤンデレありで迫真の演技が聞けます。設定は似てますが、キャラクターや展開は異なり楽しく聞けました。