偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

Seventh knock~扉を開けたら甘いお菓子を~

 同人サークルDreamin'&Dreamy発ハロウィンの夜が舞台の、ハロウィンにリリースされた作品。声はしぐれなおさん、近衛頼忠さん、松平雲太さん、美ッ愚蛮さん、天野智晶さん、鶴見鉄塔さん、ぺけ丸さんの七名。商業では不可能な多人数キャストかつ、全てのキャラクターとのエロが堪能出来ます。

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ヒロインは森の奥深くに迷い込んでしまい、あたりは真っ暗。行き着いた先は一軒の大きなお屋敷でした。ドアをノックすると、気弱そうな青年に応対されます。ここはモンスターが住む屋敷で人間は嫌でしょう、他を探してと扉を閉めようとします。それでも構わないとヒロインが言うと気弱な態度が一変、青年はヒロインを歓迎し中に招き入れます。青年は屋敷の住人を呼びます。やって来たのが人間と知り、住人たちは興味津々。かぼちゃのモンスター・ジャックオーランタンのジャック、ミイラ男アンク、死神クロウ。吸血鬼ルナ、狼男のブレア、オネエ口調の魔女ローズ、フランケンシュタインのコナー。ローズはヒロインを追い返そうとしますが、ヒロインが望んで屋敷に入ったと聞き、一晩だけならと宿泊を許可することに。ローズは客室にヒロインを案内。外からは開けることが出来ない部屋で、部屋のドアをノックされても決して開けないよう忠告されます。

 

ヒロインの部屋にジャックが訪ねてきます。ドアを開けずにやり過ごそうとするヒロイン。ジャックはご飯を持ってきたから、扉の前に置いておくと言います。空腹のヒロインはドアを開け食事を取ろうとしますが、ドアの前にいたのはジャック。食事を持ってきたというのは、ヒロインにドアを開けさせるための嘘だったのです。今夜は一年に一度の大事な夜で、この世に悪があふれかえるとジャックは言います。モンスターの好物は人間の恐怖や不安などの感情で、お祭りではたくさん食べていいとのこと。おかしを食べさせてくれたらいたずらはしないと言われ、ヒロインはお菓子を探します。お菓子は目の前にある、かわいい人間の女性、君のことだよと言うジャック。人間って肌を振れ合わせて愛し合うんでしょ、その感情を味わいたいからヒロインを食べさせてと迫ってきます。ジャックは分身である触手も使い、ヒロインを翻弄。抵抗出来ず最後まですることに。事後、こんなおいしいお菓子があると知ったら他のみんなもとつぶやくジャック。その後、ヒロインの異変に気付いたローズが訪ねてきて、何故扉を開けたのか聞きます。ヒロインは望んでないと泣きますが、おしおきで魔法をかけると言うローズ。次のトラックでは、しょっぱなからローズにヒロインが奉仕していました。なんでだ。ローズがヒロインにかけた魔法とは、淫乱になる魔法のようです。これはあなたが望んだおしおきで、反省して魔法が解けるといいわねとローズは言います。ヒロインは性欲を満たすため、今度は自ら住人の部屋に行くことに。

 

その後気弱で低姿勢なフランケンシュタインに夜這いをかけたり、ドSなミイラ男に誘われ狼男と三人でしたり、不愛想な死神と致すことになったり。オラオラ攻められたり、相手が未経験でヒロインが攻めたり3Pしたり、メンヘラにすがられたりと、どこでもエロいことをする羽目に。彼らはみんな個性的で、モンスターであるがゆえ全員どこか変。一見真面目そうなキャラクターでも、いびつなところがあり興味を惹かれました。最初嫌がっていた礼儀正しい狼男のブレアを交え三人でした後、ヒロインと二人きりになり独占するとかおいしかったです。他にもヒロインをマリア様と崇拝し、自分を卑下する依存系メンヘラ吸血鬼ルナがヤバかった。執着心が強くすがって言うことを聞かせ支配するヤンデレで、気持ち悪かったです(誉めてます)。最後これで終わり!?となりました。付属のキャラごとのSSでキャラクターの内面を垣間見ることが出来、興味深いです。

キャストが複数いる作品は大抵オムニバスで、一遍ごとはボリュームが少なくて物足りないとなりがちですが、この作品は二時間半近い大ボリューム。場面ごとに相手は変わりますが、話が繋がっていて楽しめました。エロ特化の作品のため、あえぎ声もSEも激しいです。モンスターたちとの乱痴気騒ぎを楽しむ内容で、この価格とボリュームはお得です。