偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

Monthly 冬ノ熊肉Type-A (CV:冬ノ熊肉)

ドラマCD「Monthly 冬ノ熊肉」Type-A

「Monthly土門熱」に続き、冬ノ熊肉さんによる4タイプの血液型シリーズの月刊化。湯町駆さんのシリーズも同時リリースされています。今回はA型の彼。
ヒロインは飲食店の店長。大学生のアルバイト、岩佐陽(いわさ・あきら)の猛アタックを受け、付き合い始めて三ヶ月。早めに出勤してきた陽と事務所で二人きりに。「好きな人には甘えられたい」といちゃいちゃしたい陽。人が来ると慌てるヒロイン相手に「鍵をかけてる」と告げます。他の店員がやって来るも扉が開くことはなく、その隙に陽はヒロインにキス。年下で敬語で低姿勢な印象ですが、積極的です。最近新人バイトが多く入り、懇親会を計画しているヒロインに手伝うと言う陽。お店が忙しいため、懇親会には顔を出すだけのつもりという言葉に、店長が来ないのはダメではと陽は指摘。店休日にしたらどうか、と提案されます。他にも、新人研修をするのがヒロインであることを気にしている様子。陽がヒロインに惚れたきっかけが新人研修だったため、心配でたまらないと言います。「わがまま言ってごめんなさい。でも大好き」とか年下の可愛さ爆発です。
懇親会は店休日の開催でヒロインも最初から参加し、新人とも交流出来たようです。懇親会の一次会で帰るヒロインに付き添う陽。ヒロインは陽をいい意味でウザいと言い、拗ねられます。本人は特に自覚がないようですが、 犬っぽくて人懐っこい、明るいと褒めます。陽はもっと一緒にいたいと、ヒロインの家に行くことに。

 

ある日、お店で浮かない表情のヒロイン。グラスが大量に割れる事故があり、陽が言うにはバイト店員の中でいじめが起こっている様子。ハブにされている店員がいて、仕事に支障が出るほどになっていたのでした。店長であるヒロインはいじめを止めるため話しに行こうとして、陽に制止されます。ヒロインが巻き込まれるのは嫌だと言いますが、いじめを放っておくわけにもいかず。ヒロインは当人達と話をするため、働きかけます。後日、いじめをしていた店員の出勤日を減らす事態になったのでした。その影響で、ヒロインの出勤日が増えることに。陽はそのことに怒りますが放置すべきと言った陽とは異なり、話し合いで事を収めたヒロイン、大人です。自分の至らなさを反省し、折り合いをつけたヒロインにますます惚れ込む彼。陽をかわいく思ったヒロインは、彼をホテルに誘います。

 

ワンコ要素が強く、店長呼びで敬語と年下感満載です。しゃべりは愛嬌のある男の子といった印象で、現実にいそうな自然な感じではなく、女子がこんな子いたらいいなと思うようなキャラクターでした。お店での人間関係を絡めた展開で、年上のヒロインが尊敬される脚本がいいです。甘えたで肉食なところもありつつ、ヒロインに翻弄されるシーンもあり、あえぎ声もしっかり。攻めたい方にも向く作品に感じました。