ツナボニコレクションズのmariage第一弾と第二弾のその後を１枚で、男性キャラクター二人出演というアプリコットの添い寝を彷彿とさせる初のアフター。それぞれ新婚生活を送るカップルが犬や猫を一時的に引き取ったらこうなった、という話です。第一弾の峯岸達己編未聴で、第二弾の樋口涼編を聞いています。
最初は実家のデザイン事務所のデザイナーで新入社員のヒロインと職場恋愛、ゴールインしたひぐりょこと樋口涼のターン。涼が友人から預かった子犬を家に連れて帰り、ヒロインは大喜び。犬に夢中になり世話を焼くヒロインに、涼はやきもち気味。とは言えおどけながら犬相手にボール遊びしたり楽しそうです。犬をかわいいという嫁が一番かわいいとか、のろけがすごいです。
翌日公園に３人でピクニックに行くことに。犬と遊びたがる初対面の子どもにひよこって何と質問された涼、「最も愛する生き物」とか「目の前にいるじゃん」とか子ども相手にもひよこ愛が止まらない様子で、むしろ涼がかわいいだろと。昔は冷たい性格だったと語る涼はヒロインと出会って変わった、小さい出会いも大切にしたいと言います。子どもが出来ても二人がはじまり、一番大切なのはお前と言ってくれるとか最高か。濡れ場は具体的な言葉で指示したりと、ソフトに見せかけてエロいという前作同様のクオリティです。
続いてたっちゃんこと峯岸達己のターン。仕事帰りの道中で出会った子猫に付いて来られたという達己。猫は首輪をしていて、住所や電話番号が書かれていました。住所はかなり遠い場所。飼い主と連絡を取ろうとしますが、電話がつながらず。一時的に預かることになり、猫と一晩過ごすことに。エサのことなどてきぱきと対処しつつ「たっちゃんと遊ぼうよ」とお風呂にヒロインを連れて行きます。猫がお風呂に入ろうとしたら戸を開けて入れ、ふたりは湯船でいちゃいちゃとかひぐりょと違って余裕です。
翌日、猫の飼い主と連絡を取ることに成功。車で二時間かかる住所へ、猫を届けにドライブすることに。ツアーコンダクターである達己、月の半分は添乗業務で不在のため、ハネムーン以来は遠出してなかったことに気付きます。ドライブを喜ぶヒロインに申し訳なく感じ、気付けてよかったと言います。無事猫を送り届け、共に過ごす時間を楽しむ二人。ヒロインと楽しみを共有できるよう出掛けるようにしたい、ささいなことでも思うことがあったら言ってと達己。カップルや夫婦がこうありたいと願う理想の姿が描かれていて、甘さにうっとりするより遠い目になってしまいました。
