偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

Melt and Float 潮騒(CV:四ツ谷サイダー)

オリジナルシチュエーションCD「Melt and Float 潮騒」

みつぼみ発彼の声と水音に包まれる、癒しと刺激のシリーズ第一弾。2→3→1の順で本編全て聞きました。声は全巻四ツ谷サイダーさん。
ヒロインは通訳で、サイダーさん演じるテレビ局のアナウンサー瑞嶌伸二郎(みずしま・しんじろう)と海外ロケで時々一緒に仕事をする仲。南の島での仕事でヒロインと伸二朗は先に到着していたのですが、他のスタッフは台風の影響で飛行機に乗れず仕事が出来ないのが現状。伸二朗と空港で待ち合わせします。バラエティ番組にも出演していて、一般人にも顔を知られている伸二朗は人目を気にしている様子。ロケ先の離島は人がいないから大丈夫と二人で下見に行くことに。伸二朗に「最後にお会いした時には申し訳ありませんでした」と遠慮がちに言われます。なんだかこの二人、過去に何かあったようです。

 

離島のコテージにやって来た二人、伸二朗は休みの日家に引きこもって過ごすことが多かったと言います。通訳で外国を飛び回るヒロインと出会い、旅行に興味を持つようになったそう。現地入りが早かったのもそのせい。伸二朗からここに来て買ったというアクセサリーをプレゼントされます。ヒロインと今回仕事出来ると知り、嬉しかったと言う伸二朗。プレゼントくれたり、思わせぶりなことを言ったり仕事の枠を越えた感情があるような。夜、月を見ながら砂浜を歩く二人。なんともロマンチックなシチュエーション。ロケ用に月をデジカメで撮ったりしつつ、和やかに会話します。職業柄もあってか、色々話しかけてくれます。「あの時も満月でしたね」と言う彼。以前仕事の打ち上げで酔ってヒロインに介抱され、ヒロインの家にいたと言う伸二朗。はっきりとした言葉では言わないものの、酔った勢いで関係を持ってしまったようです。最初から好きじゃなかったらあんなことはしないとか、ヒロインのことが好きなんだなと。対してヒロインは、あの夜は二人とも酔ってて事故みたいなものだから忘れようと言ったのでした。伸二郎に好意はなく失敗と思っているのか、迷惑をかけまいとああ言ったのか確かめたいと言います。今だって君のことを抱きしめたい、僕のことどう思ってると聞くとかストレートです。ヒロインは彼にキスします。夜八時に最終の便の船が出ると言う伸二朗に、どうするか聞かれます。船に乗らないがヒロインの答え。二人はコテージに戻ります。

 

コテージに戻るとキスされ、伸二朗に抱かれることに。自己処理する時はあの夜の君を思い出してた、ヒロインとする夢を何度も見たとか十代のような告白をされます。イケメンアナウンサーでモテそうなのに、反応が初心です。好きな相手に告白をOKされ、また結ばれたと感動の本番が聞けます。伸二朗さん必死過ぎでは。これがギャップ萌えか。
水音に包まれるシチュエーションという共通点はありつつ、同じキャストで異なる設定とキャラクターでシリーズ通して楽しめました。最初から付き合ってる、夫婦設定ではなく過程の後本番の流れがいいです。ありえないけど、ささやかな展開が好感触。マイナスを挙げると各巻三つの特典で本編短め、本編はエロ一回とボリュームが少ないのはライターさん一人だから仕方ないのかな。最近18推のリリース少なめのサイダーさんで三部作なのがおいしかったです。