偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

Melt and Float 温泉(CV:四ツ谷サイダー)

オリジナルシチュエーションCD「Melt and Float 温泉」

みつぼみ発彼の声と水音に心とカラダを委ねる三部作の最終巻。今回の舞台は温泉。ヒロインの実家は山奥でペンション経営をしている設定。梅雨の時期、宿は閑散期で両親は旅行中。ヒロインが宿の管理をすることに。そんな中、道に迷った男性がペンションを訪ねてきます。かなり疲れている様子で、今にも倒れそうです。心配したヒロインは医者を呼んで診てもらうことに。青年は寝不足と貧血、軽い低体温で倒れたとのこと。彼は旅行中で散歩のつもりで山に登ったら、迷ってしまいここを見つけたそうです。ここに泊まったらどうですかと勧めるヒロインに、営業してるのと聞く彼。両親に代わってヒロインが今管理していると聞き、いいのかなと戸惑いますが体力が落ちているのもあって泊まることに。俺より年下みたいだから、とヒロインを管理人さんと呼ぶと言います。彼の名は八津澪司(やづ・れいじ)。浮世離れした少し高めの声で、掴みどころがない印象の青年です。

 

起床してヒロインの料理を褒める澪司。出来れば一緒に食事を取りたい、その代わりに出来ることがあったら言ってと言う彼。ふわふわしているようで、人の懐に入り込むのが得意な様子。のんびりするために来ていて、観光は別にいいとのこと。露天風呂を掃除するヒロインに声を掛け、澪司も風呂掃除を手伝うことに。ラジオをかけているヒロイン、よく聞くようになったのは最近と言います。以前飼っていた犬が死んでしまい、寂しかったと気持ちを告げます。犬種はハスキーで、番犬だったとのこと。初対面で誰もいなくて寂しかった、とヒロインが言ったことが気になっていたと話す澪司。はじめて会った時ヒロインの顔がこわばっていたのは、澪司を幽霊かもと思ったから。幽霊じゃない、ちゃんと体温あるよと澪司はヒロインに触れます。今は澪司がいるから平気とか、なんだか告白のようなヒロインの言葉。ヒロインにキスをする澪司、自然な流れだったけどぼんやりしてるようで手が早い。隠れ肉食というか、ロールキャベツ男子というか(←もう古いし、よく分かってない)。いい雰囲気の中、ヒロインは蛍が飛んでいるのを見つけます。温泉に入りながら蛍を見るときれいという話をします。一緒に温泉入りたいなと言う澪司、ほんとに積極的。タオル巻いてでもとか水着着ててもいいからとか、ハードル下げて誘ってくるの必死か。マイペースなようでぐいぐいくるし、甘え上手です。二人で温泉に浸かり、案の定温泉内ですることに。露天風呂にこっそりゴムを持ってきている澪司。色々言い訳してますが、ヒロインとそういう仲になる気とか抜け目がないよ。二巻同様不自然な場面でゴム持ってるのは、リスナーに対する配慮なのか。

 

男性キャラクターが想像を超える積極性の持ち主です。数日の滞在でヒロインと関係持ってしまうのは予想外でしたが、ヒロインが飼っていた犬の話や、最後に明かされる澪司の素性などエピソードが上手く繋がっていました。のんびりしているようで話がすんなり進み、飽きずに聞くことが出来ました。