偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

悪魔召喚したらオナクラDTDKが絶倫イケメン淫魔になった件(CV:一夜愛、小池竹蔵)

同人サークル禁断りんご発、タイトルそのままでヒロインが悪魔召喚したらクラスメートの男子が淫魔になってしまったという作品。DTDKは童貞男子高校生の略かと思います。オナクラは同じクラスとのことですが、見た時やらしい想像しか出来ませんでした(爆)。

www.dlsite.com

ヒロインは高校生で、誰にでも優しく天使ちゃんと呼ばれる少女。ガリ勉で陰キャメガネとからかわれ孤立しているクラスメート、芥真遊快(あくま・ゆかい)のことを気にかけていました。遊快に話しかけるも、お節介な女と冷たくされ振り向いてくれません。ヒロインが校舎の屋上で、図書室で見つけた本を手に呪文を唱えると、マントを着た派手な男が召喚されます。男は本を魔術書・グリモアと呼び、これを手にする者は魔界の全てを網羅し、悪魔を使役することが出来るとのこと。派手な見た目でよく分からないことを口にしていますが、彼はクラスメートの遊快だと言います。ヒロインは悪魔を召喚するはずが、やり方を間違え何故か遊快を呼び出し、かつ彼を淫魔にしてしまったのです。遊快は勉強しかしてこなかったから童貞だと告白。ヒロインからとてもいい香りがする、お前を襲いたいと言う彼。ヒロインはその場から逃げ出します。

 

ユカイはヒロインを高笑いしながら追跡。彼は背中に翼を生やし、壁をすり抜けることも可能と言い、逃げられない様子。さらに自身を分裂させ、もう一人ユカイが現れヒロインを追いつめます。なぜこんなことをするのと言うヒロインに、淫魔だからというユカイ。対して分身のユカイは「好きだからだよ♪」と軽いノリでしゃべります。同一人物のはずが、性格は異なるようで本体と分身で口喧嘩。ユカイは淫魔の体液には媚薬効果がある、とヒロインにディープキス。本体のユカイと分身のユカイ、二人に襲われることに。分身ユカイはずっとヒロインのことが好きだったと言い、本体ユカイは無理矢理ヒロインを犯すと言い思惑が一致しないよう。本体ユカイは透明な触手を出し、それでヒロインの身体を拘束し持ち上げ、触手の粘液で彼女の服を溶かしてしまいます。粘液にも催淫効果があり、どんどんおかしくなり大声が出てしまうヒロイン。最後までされると思いきや、チャイムが鳴ると塾の時間だと言い、本体ユカイは我に返ります。執拗に攻めてきたのにあっさりヒロインを開放、足早に帰ってしまいます。

 

次の日、ヒロインは遊快と再会。今の彼は人間の姿で、クラスメートの遊快でした。彼はもう一度、俺を淫魔として召喚しろとヒロインに指示。ヒロインは要求に応じ、淫魔のユカイと分身ユカイが出現。一夜明けても興奮冷めやらぬ二人は、再度ヒロインを襲います。触手を使われ本体ユカイと分身ユカイに同時に襲われ、はじめてを奪われ何度も犯されることに。というか、展開すごすぎてどこまで行ってるんだ。本体ユカイは逃げることは出来たはずなのに応じたと言い、自分が逃げたら他の女子が襲われるから要求を呑んだとヒロインは言います。本体ユカイは、こんな状況でも優しく正義感が強い彼女に苛立っている様子。分身ユカイは身の上話を始めます。

 

彼の家系は高学歴が当たり前で失敗は許されない、いつも勉強していないとついていけなかったと言います。だから孤立した、優しく接してくるヒロインにも冷たくしていたと。でも本当はヒロインのことを気にかけていて、内心冷静ではいられなかったと言う彼。告白しようとする分身ユカイをさえぎり、本体ユカイは淫魔じゃない時に伝えるべきと主張。分身ユカイは淫魔としてヒロインと面白おかしく暮らすと言い、本体ユカイは自分は人間の芥真遊快だと言います。俺はどうかしていた、だからこれからはきちんとしたいとか、行動と言動が一致していません。すっかり淫魔になってしまい、人間を辞めてしまったかと思いきや、本体ユカイには人の意識がまだ残っているよう。同一人物のはずが、二人はもう一方を消そうと取っ組み合いの喧嘩を始めます。見かねたヒロインは魔術書で悪魔召喚を実行、本物の悪魔を呼び出し争いを止めようとします。

 

 

今回は高校生が主役で学園もの、隠語満載でエロはバリバリの18禁ながら、悪魔召喚や戦闘シーンもあったりと少年マンガ要素が強く、何から何までイレギュラーな作風。キャラクターの喜怒哀楽の表現がすごかったです。オラオラ攻めたい少年マンガの悪役のようなしゃべりの本体ユカイ、チャラくてエロくポロっと本音を漏らす分身ユカイと翻弄されました。あと、ヒロイン天使ちゃんと呼ばれているようにすっごくいい子。他作品だとあまり浮かんでこないのですが、ヒロインの画がしっかり浮かんできました。キャラデザも少年マンガ寄りの不敵な表情と堂々としたポーズで、異色に感じました。

 

禁断りんごさんの作品らしく今回も情報量が多く、後の方にならないと真相が明かされない構成で難しかったです。ラブさんは今回一人四役(人間の遊快と淫魔のユカイ二人、加えてモブの学生)で演じ分けと濡れ場演技のカロリー消費がとんでもなかったかと。全てのキャラクターと場面に、これ以上ないほどハマっていました。分裂したり触手使ったり、前と後ろから同時にしたりと異次元エロが展開されます。二人のあえぎ声と息遣い、水音、動いてる時のSEや触手の音と、とてもにぎやか。さながらデカ盛りのラーメンや丼もののごとく、高カロリーのがっつりした作品です。

 

おまけのキャストトークも、とても充実してます。ラブさんと小池竹蔵さんによる三十分超えの内容で、ラジオ番組まるまる一本収録されているかのような豪華仕様。小池竹蔵さんのテンション高すぎるしゃべりに圧倒され、お二人の掛け合いが絶妙な抱腹絶倒のトークで大満足です。