偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

夜更かしさせない☆☆☆(CV:久喜大)

夜更かしさせない☆☆☆ / 久喜大

ダブリルムーン発カップルの一週間を描いたシリーズ第二弾。第一弾は河村眞人さんで、今作は久喜大さんです。脚本は「やさしい楽園」の五島美雨さん。読み方はそのまま、ほしほしほしです。
久喜さん演じる飯館いづる(いいだて・いづる)は28歳の猫専用のカメラマン。大人の包容力ある男性で、ヒロインとは同棲中。ヒロインのことを「すずめちゃん」と呼ぶあたり、彼女の方が歳下なのかなと思います。ていうか、すずめちゃんとか呼び方かわいいな。仲のいいカップルなのですが、いづるの性欲が強すぎるのが悩みとのこと。体格もいいし、がっつくあまりヒロインの身体に負担がかかるため通常は本番無しですごし、金曜日を解禁としているみたいです。とはいえ平日の夜も少し触る程度のことはしている様子。週末に向け焦らしプレイをしつつ、仲良く過ごす二人が描かれています。

 

久喜さん演じる複数のキャラクターが登場し、夢と現を行き来することに。魔族の王の夢を見たり、ある時はヒロインの父の部下の男性との夢を見たり。威厳ある恐ろしげな王がいたかと思えば、ずっと年上の大人の男性に想いを寄せられていたりと、いろんな久喜さんの声が聞けます。魔族の王はヒロインがプレイしているゲームから、部下の男性が大の猫好きだったりと、夢パートに現実が反映されているのが面白いですね。5トラック目「夜咄『人形師の集い』」は、人形師の主達が自分の人形の話をする内容。聞いた人はピンとくると思いますが、同じくダブリルの「やさしい楽園」のご主人様と人形の話です。話というか自慢大会ですね。ちゃんとキャラクターの口調が反映されてるのがいいですね。「やさしい楽園2」にも久喜さんが出演されています。

 

待ちに待った金曜日の夜、ようやく本番解禁。普段は「すずめちゃん」呼びなのが、お前呼びになったりと本気を感じます。ガツガツするより、ゆっくり時間をかけて愛されます。やらしいところ撮ったことないなと言ういづる、次すずめちゃんが先にいったら入れてるところ撮らせてとか、とんでもないこと言い出します。あのーこっちになんのメリットがあるの。次の日の土曜日、宣言通りしながら撮影されてしまうのでした。
特殊な設定や凝ったストーリー構成が特徴のダブリル作品、今回は甘々系ですがただ甘いだけでなく独特の空気感が魅力。三形態ある特典はいづるや夢のキャラクターの話が聞けたりと、構成もしっかりで楽しめます。