同人サークルバイオレットボーンのDL作品「あなたが私を買った理由」。声は三橋渡さんで、アンドロイドが出てくる作品です。というと商業だと「アンドロイデイズ」が浮かんできますが、そちらとはまた違った印象。
（注：この記事は三橋さん演じる彼視点で書かれています。ネタバレになるので書けませんが、事実とは異なるところあり。筆者の力量不足でこの書き方になっています。ごめんなさい）
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三橋さんが演じるのは、ヒロインに仕える男性型のアンドロイド。アンドロイドは眠るヒロインにキスして起こします。食事としてサプリを飲みヘルスチェックを送信し、政府からのメールを読むだけ、という快適を通り越してなんだかディストピア的な生活を送るヒロイン。システム音声的な、三橋さんの柔らかく正確なしゃべりが心地良いです。彼はアンドロイドながらヒロインにキスしたい、ずっと離れたくないと言います。ヒロインに何度もキスをして、どうか私に罰を与えて下さいと言うアンドロイド。感情はないと言いますが、口調に気持ちの揺らぎが見えます。
次の日、またヒロインにキスして起こす彼。ヒロインに何度もキスして反応を確かめます。嫌がることはしないと言いますが、キスが多すぎでは。沈黙は了承と取りますと言い、キスを続けヒロインの服を脱がせます。主従関係を超え、ヒロインが拒絶しないのをいいことに更にエスカレート。セクサロイドとしての性能もあるようで、すんなり本番に至ります。実況は説明的で機械然としてるけど、行為に溺れると感情が溢れて狂おしくヒロインを求めます。名前を呼ばれることを熱望し愛していますと告げ、役割以上の感情がある様子。
以後もアンドロイドとヒロインの行為が何度も繰り返され、快楽に耽る日々。ヒロインが気絶しても攻め続け、激しく彼女を抱きます。目を覚まさないヒロインを抱いてすがって、泣きそうな声で彼女を求めます。アンドロイドとのエロ作品かと思いきや、途中から切なくなりあっという間にラストへ。最初意味が分からず呆然としました。付属の設定やSSを読んでようやく納得。設定は見ずに聞くべきですが、逆に聞き終わった後は設定見ないと真相が分からないので、順番を守って楽しむべきかと。アンドロイドとの行為と書くと無機質な印象ですが、言葉責めと立場を超えてヒロインを求める声とエロさもしっかり。三橋さんの機械的なしゃべりと、我を忘れて取り乱す演技のギャップがすごいです。
