偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

囁義兄ーササヤキギケイー(CV:スキマチェリー)

同人音声サークル恋夢(レンム)のDL作品「囁義兄(ささやきぎけい)」。タイトル通り、ヒロインの義理の兄との恋を描いた作品です。声はスキマチェリーさん。

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ヒロインには歳の離れた姉がいて、二人はとても仲がいい姉妹。姉はスキマチェリーさん演じる充(みつる)と結婚し、順調に結婚生活を送っていました。ある日姉は交通事故に遭い、帰らぬ人となります。姉の死はヒロインと家族に大きな悲しみを与え、姉の夫で義理の兄である充に絶望をもたらします。ヒロインと充のやり取りを描いたのが今作。

 

ヒロインはお弁当を持参するなど、頻繁に充のマンションに通っています。接し方は穏やかではあるものの、配偶者に似たヒロインと接するのが辛そうな充。ヒロインと距離が近いことを案じていてなんだか迷惑そう。ある日、部屋にやって来たヒロインに充は「もう会わない方がいい」と告げます。二人で会っていると姉のことを思い出してしまい前向きになれない、距離を置くべきと思っているようです。
別の日ヒロインは雨が降る中、充の部屋を訪れます。充はヒロインを部屋に上げるも何故ここに来たのか聞きます。ヒロインが寄り掛かると大声を出し拒絶する充。姉の死は自分のせいと言い、自分と姉が出会わなければ良かったと、とても傷ついている様子。充への気持ちを諦められないヒロインに、両親がどう思うか説得しようとしますが、ヒロインは気持ちを曲げません。「後悔しないって誓える?」とヒロインに聞き、ほんとに好きならキスしてみせてと言う充にヒロインはキスします。ヒロインの本気を知った充は、今度は自分からヒロインにキスすることに。何度もキスをして充の唇はどんどん下に行き、ヒロインの身体を温めます。

 

重い設定ですが、濡れ場に突入すると人が変わったかのごとく少し意地悪に執拗になる義兄。今までの悲しみはどこにといった感じで、シチュ彼然としたふるまいに豹変義兄かと思うほど。真面目で優しい口調が、ねっとりした誘うような甘い声になります。両手の指を一本ずつ舐めて温めるとかいやらしいです。特筆すべきは耳攻めで、本番に突入してからも執拗に攻められます。むしろ耳攻めこそが本番ではと思うほど激しいです。商業中心に女性向け音声を色々聞いてきましたが、個人的にこの作品の耳攻めが一番すごく感じました。舐めるどころか食べられているかのような。事後耳がなくなってそうです。

 

濡れ場は一回で、はじめてのヒロイン相手に一時間ねっとり攻めてます。背徳感もないわけではないのですが、通常時と濡れ場のギャップが激しいので戸惑う方もいらっしゃるかと思います。ドラマパートはシリアスだけど、メインはエロと思って聞くのが適しているかと。DLした際、台本がついてきてこれがまたすごかった状況説明なしで男性キャラクターのセリフのみのシンプルな台本で、濡れ場描写は擬音の嵐。体勢や今何をしているかの説明はなく、「ちゅっちゅっ」とか書かれてるだけなんですよ。これを演じておられる声優さんすごいと思いました。