偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

ママだと思ったらエッチなお兄さんでした(CV:片桐良一)

同人サークルwarm bath発仕事に疲れたヒロインが出張お兄さんを指名、彼をママと呼び料理を作ってもらうDL作品。タイトル通りエロはありますが、前半はほぼ家政夫のお兄さんと過ごす時間を聞くことが出来ます。

www.dlsite.com

激務に疲れた社会人ヒロインはある日、同僚のすすめでシチュエーションプレイを提供する風俗店ミ二ヨンを利用することに。予約を受け、ヒロインの家にやって来た出張お兄さんの源氏名はユキ。セックスコースでの注文のため、セックスするのかと思いきやヒロインのオーダーは料理を作ってというもの。聞くと、セックスコースが一番時間が長いから注文したとのこと。ユキはしきりにエッチなプレイを勧めるものの、ヒロインはそれらを拒否。ユキのことをママと呼びたいとヒロインは主張、ヒロインは小さい子どもの設定でネコちゃんと呼ばれることに。注文通り料理を作ってもらい、一緒に食べそこからエロに行くことはなく。その後もヒロインは連続してユキを指名、ママ(概念)と小さい子設定の社会人女性の奇妙なやり取りが続くのでした。

 

バレンタイン前のある日、外でばったり出会った二人。ヒロインはプレゼント用のチョコレートを購入するところでした。会社の人に贈ると聞き、つまらなそうなユキの声と言ったら。後日、指名を受けたユキがヒロインの家に行くと、泣きはらした顔のヒロインが。意中の相手にチョコを渡すも「男慣れしてる感じがする」と断られたとのこと。ユキは弱ったヒロイン相手にセックスを持ち掛けますが、ヒロインはそれを拒否。過剰な接触を拒む彼女に切なそうです。

 

その後も寝かしつけを頼みユキと一緒に布団に入るも、眠りに着いたらポストに鍵を入れて帰ってねと指示するヒロイン、鉄壁の守りか。癒しを求めるヒロインと、ヒロインとのセックスを意識しているユキの温度差がおかしいです。ユキは明らかにヒロインに気があるけど、ヒロインにその気はないような。そんな奇妙な親子関係(?)にある日、変化が生じることに。その日、ヒロインがユキにオーダーしたのは額へのキス。ユキは動揺しますが、ヒロインは親子としてのキスと言います。ユキはヒロインを膝に乗せ、キスすることに。

 

ママもの、パパものというと真っ先に思い浮かぶのは「ばぶばぶ本舗」だと思いますが、そちらがクリア出来なかったハードルを超えてきていると思います。ばぶんぽは甘やかしとエロのみで、過程なしで聞きたいところだけ聞ける仕様な分、優しくしてもらえるけどプレイとしてやってる感がぬぐえなかったというのが個人の感想。この作品もお店設定は共通してますが、家に呼んで何度もやり取りすることで恋愛する過程が聞けるんです。ヒロインのオーダーでママ役をしているけど、ユキ自身は健康な青年でちょいちょい下心を見せてくるのがおかしかった。すぐ結ばれない分、ユキが恋愛感情を募らせていくのが聞けて純愛度数高め。はじめて結ばれる前に告白パートがあるのですが、24分間キスもしないんですよ。ユキは自分のことをずるいと評してますが、誠実な告白だったと思います。ママとしてのしゃべりや振るまいは演技なわけで、気持ちが通じ合ったらエロに行くのも不自然ではなく、流れが天才的でした。