Chouchou発、タイトル通り血の繋がらない弟におしおきする作品。声は櫻井真人さん。
櫻井さん演じる弟、秋臣（あきおみ）は高校三年生で受験生。十年前から家族として一緒に暮らしているという設定です。ある日、ヒロインは下着がなくなったことに気付きます。受験勉強で疲れているのか弟の秋臣の様子がおかしい、下着を盗んだのは彼ではと疑います。秋臣の部屋を調べ、自分の下着を見つけたヒロイン。やはり彼が犯人だろうと問い詰めますが、しらばっくれる秋臣。弟に白状させるため、ヒロインは彼を椅子に縛り付けお仕置きすることに。
タイトルやジャケ絵からコメディかと思いましたが、思っていたのとは違いました。血の繋がりがあってもなくても姉弟設定は結構あるジャンル。それらとは作風が異なります。ヒロインは根っからの女王様気質で、男をいたぶることに快感を覚える女子。背徳感を覚えつつ関係を持ってしまう男女、とかが多いですが今作のヒロインに恋愛感情はありません。弟の秋臣はヒロインのことを子どもの頃からずっと好きだけど、ヒロインからの好意はあまり感じませんでした。秋臣を椅子に縛り、白状するまで下を刺激し続けるとかほんとにお仕置きです。勉強を教えてあげると言いつつ道具を使って刺激して問題を解かせたり、逆に一週間一人でするの禁止とか弟で遊んでます。櫻井さんの若いというより幼い泣き声のようなあえぎ声を聞いていると申し訳ない気分になります。本番は最終トラックのみの一回。ここでも女性優位で、ヒロインが弟の身体を攻めるやり方で甘さはないです。弟がヒロイン大好きで無茶振りされても慌てて否定し、しますと言うのがコメディ調で明るいのが救いです。
ステラワース特典「眠っている間に編」
ヒロインがリビングで眠っているところに帰宅した秋臣。しばらくご無沙汰で、我慢できずに薄着のヒロインを見つつ一人で始めてしまいます。目を覚ましたヒロインは、勝手にしたお仕置きと秋臣に裸になり四つん這いになるよう命令します。
弟の後ろの描写があり、道具を使って開発とか調教ものと化してます。さながら「ナミダメ」を聞いているかのような。「ナミダメ」は男がクズなあまりお仕置きという展開ですが、こちらは男性キャラクターが善人。下着を盗んだとは言え恋愛感情ありきで根が良心的なキャラクターなので、ここまでしなくてもという気分になります。男を調教する話が好きという声はあまり聞かないし、愛もないのでどうかなと思いました。語りたくなるけど、おすすめしづらい作品に感じました。
