Chouchou発デリバリーホストとの恋を描いた作品。声は久々の切木Leeさん。
夜、家のチャイムが鳴り「ご注文いただいたものをお届けに参りました」と言う男の声が。ドアを開けると立っていたのは見知らぬ男性。彼はデリバリーホストクラブのデリホスで、指名を受けここにやって来たと言いマサキと名乗ります。頼んだ覚えはないと言うヒロインに、そういう設定での注文と男は言いキスしてきます。声はソフトではあるものの、ベッドに行く要求をされ強引に抱かれることに。１トラック目から初対面なのにいきなりです。事後、マサキ宛の電話が。客の住所を間違えたという連絡で、ヒロインを客と勘違いして強引に押しかけてしまったことに慌てるマサキ。客の注文は「俺様言葉責めはじめてコース」で、ヒロインの素振りを演技と思ってしまったよう。間違いとは言え、家に押し入り未経験のヒロインを強引に抱いたことを平謝りするマサキに、ヒロインは「いいきっかけ」だったと言い落ち着いた様子。デリホスの仕事の途中であるマサキは、「絶対連絡下さい」と連絡先を渡します。
後日、ヒロインを待ち伏せし会いに来たマサキ。自分のしたことは犯罪だから、と警察でもどこでも突き出して下さいと言います。初対面は上から目線で強引な印象でしたが、素のマサキは礼儀正しく真面目な青年のようです。償おうとするマサキ相手にあまり気にしてない様子のヒロイン。彼女は未経験であることがコンプレックスで、望んだわけではないにせよ経験して良かったと思っているようです。ヒロインのような女性は結構多く、どうせならイケメンのホストと経験したいと注文するケースが割とあるとのこと。ヒロインは男慣れしておらず、苦手を克服するためマサキとデートすることを提案します。その後、マサキに助言されつつ疑似カップルとして付き合うことに。
サロンでメイクレッスンを受け、ブティックで男受けする服を選んでもらったりとどんどん魅力的になっていくヒロイン。男性と目を合わせて会話することにも抵抗がなくなり、苦手を克服しつつある様子。途中ヒロインにソロプレイを指導したりと１８推らしい展開もありつつ、基本女性に合わせた付き合いです。１トラックから濡れ場とかは今時の作風ですが、その後は女性向けの仕様で展開もオーソドックス。びっくりしたのはラストに告げられた、マサキが陥っていた状態。リスナーの気持ちを考慮したご都合主義的な設定だろうとは思うのですが、商業ではほぼ聞かない設定だったので驚きました。
場面によって音量が小さかったり大きかったりと、調節が必要なのが気になりました。デリホスという設定ですが、Leeさんが演じているだけあって口調はソフトで、ふわふわしていてミステリアス。俺様設定でも、声が優しいのがLeeさん独自の持ち味だなあと思いました。
