偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

想い想われ、悟り悟られ。-無愛想×溺愛-(CV:真野大)

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ステラワース発、あることがきっかけで彼の心の声が聞こえるようになるシリーズ。二枚同時発売で、真野大さんがそれぞれ別のキャラクターを演じておられます。

 

職場の先輩である越智一馬(おち・かずま)と付き合っているヒロイン。仕事終わりに一馬と帰宅し食事、体を重ねる日々を過ごしていました。付き合い始めのはずが、明日も仕事だし帰るとか反応が事務的な気が。二ヶ月前、ヒロインからの告白がきっかけで付き合うことになるも、無口でろくにデートもしてもらえず。ヒロインは一馬に不安を感じていたのでした。ある日、ヒロインの提案で外で食事をすることに。一馬と別行動でヒロインが占いに行くと、つけるといいことが起こるという香水を勧められます。そのことを一馬に言ってもぼったくられてるんじゃないか、とか釣れない態度です。今日は土曜日だけど、夕方から用事があると言う一馬。ヒロインが理由を尋ねてもお前には関係ないとか、この様子だとそりゃヒロイン不安になるわ。

 

週明け香水をつけ、オフィスで一馬と再会するヒロイン。しゃべっているのとは別に、一馬の声が頭に聞こえてきて困惑します。具合が悪いのでは、と心配した一馬に病院を勧められることに。普段は無愛想な一馬のヒロインへの溺愛が聞こえてきます。心の中ではヒロイン大好きで、過保護なほど心配していて驚きです。病院に行った後帰宅となり、一馬に送ってもらうことに。心配するあまり、一馬は部屋に留まる様子。仕事の締め切りが近いことを一馬の心の声で聞いたヒロイン、パソコンで作業したらと提案します。

 

一馬が仕事に集中している間に、ヒロインは料理を作ることに。料理を絶賛したり、先日ラーメン屋に連れていったのは間違ってたかも、とか心の声がにぎやかです。表には出さないけど、本音や小心な言葉が聞こえてきます。エプロン姿が好き、と一馬の心の声を聞きヒロインからキス、そのまま抱かれることに。最中も心の声がだだもれで、前戯は長くても短くてもいけないとか真面目か。恥ずかしくて直接聞けない、今まで付き合った女から無言なのが怖いと言われてたとか、色々情報が入ってきます(笑)。俺だけが気持ち良くても意味がないと心の声を聞き、どうして欲しいか伝えるヒロイン、今までになく盛り上がり二人とも興奮気味。

 

その後も、一馬の心の声を聞きつつ過ごすことに。一馬が好きな焼き肉屋に連れていってもらったり、土曜の夕方いつも何をしているのか聞き出したり。土曜の夕方は道場で子どもに柔道を教えているとのことで、浮気ではなかったのでした。というかやましいことはないのに、なんで黙ってたんだ。稽古の後一馬の家に誘われ、夕食をご馳走してもらうことに。ふとプロポーズめいた話をして心の中で重いかもと思ったり、無愛想というよりかなり臆病では。柔道教室や趣味の話をしなかったのは引かれるのを恐れていたせいで、無口なため誤解を生んでいた模様。

 

無愛想で愛情が実感しにくい男性キャラクターが、実は溺愛彼氏だったという話。照れや恐れから本音が言えないキャラクターなのですが、思ってることのわずかしかしゃべってないのではとなりました。ヒロインに愛想を尽かされそのうち振られる、傷つくのが怖くて深入りしなかったとの声に、こ、こじらせてるとなりました。ヒロイン好き過ぎてエロい要求出来ないのも、かわいいけど損してる気が(ちなみに本音では結構ムッツリ)。濡れ場でも心の声を頼りにヒロインからこうしたいと言ったり、いかに興奮してるか聞いたり、表と中身で大分違うじゃないかと。中に出すのをためらうのはヒロインとの将来を考えているからで、このジャンルでは珍しいぐらいの真面目な彼氏でした。


通常シチュエーション音声はヒロイン視点で、相手のセリフやトーンで何を思っているか想像する聞き方。今作は思ったことが全部聞こえてしまうため、聞きながら答え合わせする感覚で聞きました。二作品ともヒロインに嫌われたくない、かっこつけたいところは共通してますが、AV みたいなプレイがしたい温厚としたくない溺愛と、対象的なのも面白かったです。