偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

LOVE&TASK case.2 成宮基生の場合 (CV:黒井勇)

LOVE&TASK_case.2 成宮基生の場合 / 黒井勇

ツナボニコレクション発、社会人カップルのラブとエッチの悩みと奮闘を描いたシリーズ第二弾。声は黒井勇さん。

黒井さん演じる飲料メーカーに勤める成宮基生(なるみや・もとき)とヒロインは仕事がらみで知り合い、付き合い始めて一ヶ月のカップル。基生から電話があり、明日の夜遊園地デートに行かないとお誘いが。平日なら混んでないしナイトパスが使える、行けなくなったら連絡してとか説明と気遣いで仕事が出来る印象の会話。その後の予定を尋ねるヒロイン、その後は考えてないと言う彼。遊んだ後エッチはしないのかという空気を読んだ基生は、以前がっついて引かれたことを気にしている様子。そういうことはせずに帰るよと紳士ですが、ヒロインが拒否した理由は身体の手入れ(ムダ毛処理)をしていなかった、へたれた下着を着けていたためだったのです。ヒロインを処女と勘違い、がっついちゃいけなかったんだと思っている基生に対して、誤解を解いてエッチしなければとヒロインは一人意気込むのでした。

 

遊園地デートの途中、話さなきゃいけないことがあるとヒロインは切り出します。今日はバッチリと言うヒロイン、なんのことか分かってない基生は自分のことをちょっとにぶいと評します。今まさにそれが発動してるよと。ウオータースライダーに乗った後、水をかぶってしまい下着が透けたヒロインを気遣うところはちゃんとしてるのですが、必死で目を逸らした、今日は健全なデートと言うところはヒロインの目論見からは外れている様子。先程の話をする二人、以前拒否した理由をヒロインは話します。馬鹿みたいだよねと言うヒロインに、いじらしいと喜ぶ基生。この後は不健全にしちゃっていいと聞き、ときめいて死にそうとかかわいいです。キスをしてラブホへ行くことに。

 

優しく語りかけ触る基生に早くしようと言い出すヒロイン、基生は苦笑して焦らないでと途中までして終了。俺としたいと分かったからここまでで十分とか余裕な感じです。と言いつつ、反応した基生の下半身に奉仕するヒロイン積極的。余裕なくあえいでヒロインのテクニックに酔いしれたと言いますが、すぐ日常会話に戻るところはやっぱり余裕では。次会うのは出張が終わってから、としばらく会えないことに。

 

別の日の夜、寝る前に声が聞きたいと基生から電話がかかってきます。仕事で壁にぶち当たっている、また出張の話が出てしばらく会えないと残念そうな彼。待ってて欲しいと言う基生に待たない、今から会いに行くとヒロインは告げ電話を切ります。予告通り基生の家にやって来たヒロイン、彼を驚かせることに。ヒロインが面白かわいすぎると感動した基生は、以前リニアみたいと言ったけど暴走列車だと訂正しエッチすることに。今日は途中で止めないで、と前のめりなヒロインをたしなめる基生。ヒロインの体を気遣いつつ、あおられて熱が上がり何度も体位を変えてすることに。

 

大雑把と言うけど、社会人らしい気遣いをたくさんしてくれて人当たりが良く、仕事が出来るイメージの男性キャラクターが好印象。穏やかかつ日常会話だけでも色気がある、黒井さんの声が心地良いです。ヒロインの方が積極的で、女子の性欲を否定しない作風も良き。大きな事件は起きないけど、会話とエロで気持ちの矢印を感じられる脚本が秀逸です。今回も職業設定が活きていて、ラブコメであると同時にお仕事作品なのがかしわさんらしいと思いました。