NINOの美食とエロをめぐるシリーズ第３弾。今現在第二シーズンがリリースされていて、ファンのリクエストに応え、第一シーズンのCDも再販されている人気シリーズです。美食倶楽部とあるのでカニバリズムかと思ってしまいましたが、そういう要素はなし。キャラデザが耽美でゴシック、恐い印象とは裏腹に中身はコメディ調の作品。ストーリー性はあまりなく、ひたすらエロと軽快なトークを楽しめます
何故か裸で食料袋に入れられていて、茶介さん演じる医者の大河原弓彦（おおがわら・ゆみひこ）に引き取られたヒロイン。彼女は記憶喪失で訳も分からないまま、美食倶楽部の食材にすると言われて怯えます。弓彦は子どもをあやすような口調でなだめたり脅したりしつつ、診察と称して彼女の身体に触れます。
時は過ぎいつの間にかヒロインと弓彦は結婚していて、すっかりラブラブ夫婦と化していました。この間に一体何が。診察室で診察と称してのエロ、レストランのキッチンで夜食を作りながら、お風呂でとバカップル具合が楽しめます。１，２は聞いていないのですが、友人の亜蘭が探偵まがいの仕事（趣味？）をしていて巻き込まれるのを聞くことが出来ます。
たしなめたり駄々をこねたり、大人と子どもが同居している印象で、早口だけどソフトに、でも堂々とヒロインに甘えてくる弓彦。何かにつけてエロを仕掛けてきてはヒロインにちょっかいをかけます。ベリーちゃんとかおかわりとか独特の言語感覚で、楽しそうな弓彦のしゃべりを堪能できます。
NINOのCDは、ほとんどのトラックがエロでストーリー性はほぼないですが、最中の会話が多く軽快で単調にならなくていいですね。脚本というか、セリフがいいので楽しく聞けます。エロ重視でトークを楽しみたい方向けの作品です。
