偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

二輪草ーニリンソウー(CV:髭内悪太)

二輪草―ニリンソウ―

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ケイズエンタテイメントの作品。キャストは髭内悪太さん。ドスの効いた、40歳の渋く男らしい男性が今回のお相手です。 
身寄りがなく、恋人が親友と浮気し傷心のヒロイン。二人と連絡がつかず、心配になったヒロインは危険な地域にあるバーへ。八幡という男性をバーのマスターに紹介され、彼に相談することに。八幡から元恋人はヤクザの構成員であることを告げられ、二人を探してほしいと八幡に頼み込みます。このあたりはイナミというヤクザのシマ(暴力団における縄張りを示す隠語)で、元彼はミノカワ会というヤクザの構成員と聞かされます。ミノカワはタチが悪いヤクザらしく、八幡が追っている事件と関係があるかもしれないとヒロインに協力してくれることに。八幡は自分をルポライターと言っていますが、並ならぬ迫力と裏社会に精通している様子でカタギには見えない男性。条件を付けられ、八幡と連絡を取りつつ真相に迫っていきます。

 

ヒロインと八幡が関わるようになってからしばらく、元彼が関係を持った女性がイナミのシマにある風俗店に入っていくのを目撃します。周辺をヤクザがうろついていることに気付いた八幡は、ヒロインを近くの知り合いが経営しているホテルへ身を隠すために連れて行きます。ヒロインに何故そこまで躍起になるのか尋ねる八幡。八幡は彼女の気を解きほぐすため諭し、今追っている事件について語ります。「一人でいたくない」というヒロイン、彼女にはっきり言うように促し、八幡はヒロインを抱きます。

 

ヒロインの元彼と親友の行方、謎めいた八幡の存在と18推作品でありながらサスペンス要素もある今作。他作品とは違った雰囲気が楽しめました。内容が少し複雑だったりヤクザ関係の用語が出てきたりと甘々系とは一線を画す作風。男らしい見た目としゃべりで肉食かと思いきや、本番はゆっくりと時間をかけて攻められます。余裕ある大人の男の雰囲気が良かったです。ケイズの作品は、どのキャストが演じるか先に決めているかのような、ぴったりの声の方を当ててくることが多い印象ですが、髭内さんの迫力ある低音ボイスがよく合ってました。