偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

Sugary time vol.2 秋月紡 (CV:二枚貝ほっき)

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HOBiGIRLSのCDレーベルから新しく発足したレーベルfleur(フルール)の「恋人と過ごす甘い時間」がコンセプトの新シリーズ。今作は第2弾で声は二枚貝ほっきさん、脚本は堀川ごぼこさん。
ほっきさん演じる秋月紡(あきづき・つむぐ)は、ヒロインと同じ病院勤務の検査技師という設定。ヒロインは医療事務で、ヒロインから告白して付き合い今は1年程度。仕事終わりのヒロインと入れ替わりに紡はこれから出勤で夜勤。帰宅途中のヒロインは、紡を病院まで送るため来た道を戻りつつ会話します。夜の勤務である紡と日勤のヒロインは職場が同じでもスケジュールがすれ違いがち。そのため休日を一緒に過ごすことがあまり出来ていない様子で、それを気にしている紡に食フェスに行かないかと誘われます。誘いつつ人が多くてヒロインが疲れるんじゃないか、最近疲れているようで気になると言われます。紡とデートしたいヒロインは誘いを受けます。24歳という年齢のわりには低体温でそっけないしゃべりに、ん?となります。ヒロインは感情が見えにくく、愛情表現がとぼしい紡に不安を感じているのが現状。



後日、食フェスに行った帰り二人はヒロインの地元高校で同級生だった男子と偶然遭遇します。彼は上京した元クラスメイトを集めた、ちょっとした同窓会を計画していることを話します。ヒロインと同級生のやり取りを横で聞いている紡は、過去に付き合っていたんじゃないかとか想像して面白くない様子。紡の部屋にやって来ると玄関でキスされ、今すぐ君を抱きたいと言われます。そのままベッドに行き、抱かれる展開に。

甘いと銘打ったこのシリーズだけど、紡はクールで淡白な性格。同級生に嫉妬した彼がどうなるかがこの作品の聞きどころですが、がっつかれたりお仕置きと称して意地悪に攻められる内容ではないです。むしろ糖度高めで、キスマーク付けられたり独占欲を見せられたりとおいしい展開。淡白なようでヒロイン大好きな彼だった、という内容です。普段愛情表現がないのも理由があり彼なりの思慮深さによるもので、その慎重さが今どきの男の子なのかなと思いました。改めて告白したり手をつないでとか、同時に言い合おうとか、かわいいカップルぶりを見せつけられます。キスが多いのも糖度高め。ほっきさんの低体温なようで、かすかな感情の揺れを感じる話し方が絶妙です。日常シーン少なめでエロ多めですが、エロいというより甘い作風でコンセプトに偽りなしです。