偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

御伽恋話 おおかみさんとあかずきん(CV:刺草ネトル)

 御伽恋話 おおかみさんとあかずきん

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HOBiGIRLS fleur(フルール)発おとぎ話がモチーフのシリーズ第一弾。脚本は堀川ごぼこさんで、声は刺草ネトルさん。18推作品によく出演されている、あの方の別名義です。
ヒロインのあかずきんは寄宿学校を卒業し、村へ帰ってきたところ。森を抜けた先にある、おばあさんの家に向かうあかずきん。森に行く途中、一人の青年に声を掛けられます。「俺のこと覚えてる?」と言う彼。あかずきんは彼に見覚えがなく、怖がって森に逃げ込みます。青年は彼女を追い、怖がらせたことを謝ります。青年はヴォルフと名乗り、森に住んでいるそうです。目の前の青年の記憶はないものの、昔同じ名前の狼がいたことを話すあかずきん。ヴォルフは過去に一緒に遊んだと言います。おばあさんの家まで連れて行ってやると言われ、一緒に森の中を歩くことに。寄宿学校に行っていたあかずきんが誰かとつがいになっていないか(恋人がいないか)心配したりと、ヴォルフは明らかに彼女に気がある様子。また会うことを約束し、二人は別れます。



後日再会する二人。森の奥にある、願いが叶うという滝に連れて行ってくれます。あかずきんの願い事は「昔森で一緒に遊んだ狼のヴォルフに会いたい」。ヴォルフは狼が怖くないのかと聞きます。会ってみないと分からないと答えるあかずきん。今でも狼のことが好きと言う彼女に「狼だったらこんなことも出来ない」と言ってキスするヴォルフ。俺じゃだめ?お前のことが大好きなんだと告白します。その時、突風が吹いてヴォルフの左目に傷があることにあかずきんは気付きます。猟師の息子に傷つけられたと話すヴォルフ。自分の言葉ながら本当のことを言ってしまったと慌てふためき、「騙すつもりはなかったんだ」と逃げ出します。音声だと分かりにくいのですが彼の正体は狼で、うっかり本当のことを語り慌てたせいで変身が解けてしまったよう。この時の声が太くて低い獣っぽい声で、逃げる時の呼吸音がまるきり犬で驚きました。


その後、猟師といるあかずきんを(ちょっかいを出されているようです)目撃する狼の姿のヴォルフ。過去にヴォルフを傷つけた青年らしく、銃を向けてきます。ヒロインを背に乗せ何とか逃げ切り、ヴォルフは真実を話します。滝の精霊にお願いして、人間に変身する能力を得たと言うヴォルフ。小さい時、あかずきんを好きになった彼は狼のままでは一緒になれない、だから人間になりたいと願ったそう。狼、人間どちらのヴォルフも好きと言うあかずきんを抱くことに。獣設定ということで、濡れ場は生殖を意識した言葉が多く出てきます。盛ってるとか交尾とか、子種とか生々しいよ。前半はかわいい恋物語なのに、後半はどエロい話に変貌します。

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おとぎ話がテーマであると同時に、獣姦がテーマでもある今作。過去にHOBiGIRLSは「Villain Vol,3 -the fantasy of beast-」(CV: 左高蹴)という作品をリリースしています。こちらも人間に変身する、本性は獣の神様という設定でした。レーベルも当時はためらいがあったようで本編中はなかったのですが、公式の特典CD、SSで獣の姿での濡れ場が描かれています。

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他にダブリルムーンが「迷蝶(パンタレイ)2 -全能者の息が私を生かす-」(CV:茶介)で狼男とのシーンを描いています。獣の状態でとあまり例がない設定ですが、今回さらに進化した濡れ場を聞くことが出来ます。狼の特性が出て、通常ではありえないエロがすごかった。最後の達した時の音が長く、なんだか川が流れているかのような(汗)。狼の時のネトルさんの息遣いがほんとに獣で、非常に雄々しかったです。