偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

やさしい楽園-アクァの章-(CV:テトラポット登)

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ダブリルムーン発、人形師と人形になる人間の恋を描いたシリーズ第3弾。出演はテトラポット登さん。1と2は未聴でキャストとキャラデザに惹かれて予約しました(ちょろい)。
テトラさん演じるアヌンナキは人形師エンキドゥの弟子。メイズと呼ばれる、人がいるのとは異なる世界の住人で、メイズに迷い込んだ幼いヒロインを引き取り、実の子どものように大事に育ててきました。ヒロインは成長し、アヌンナキの助手を務めるほどに。アヌンナキの人形になりたいというヒロイン。人形にするため魂を抜いてしまうと二度と元いた世界には戻れなくなってしまうため、アヌンナキは拒否します。諦めないヒロインに覚悟を見せろと言うアヌンナキ。最も強いエナジーは快楽と、ヒロインに一人ですることを要求します。ヒロインの本気を知ったアヌンナキは彼女を人形にすることを決意し、もっと強いエナジーが必要と鏡を使い二人に分裂?します。ヒロインに奉仕を求め本番をし、ヒロインに新しい体(人形の体)と名前を授けます。アヌンナキは支配者の力になるというしるし、淫紋(いんもん)をヒロインの首筋につけます。

 

義理の親子ということで、最初は人形にしてほしいというヒロインの懇願を拒否するアヌンナキ。とは言え女性として彼女を見ていたため、エロに突入するとどんどんその方向へ。エロは静かに丁寧に、品の良さが崩れない濡れ場でした。分裂したり、後ろの描写があったりと人によっては苦手な要素も出てきますが、優しく愛に溢れています。キャラデザの見た目は若い印象ですが、義父ということで包容力ある大人の端正な、テトラさんのクールだけど温かみのある美声のしゃべりを堪能できます。最終トラックの小さい子どもをあやすような話し方が絶妙です。
全巻通して聞くのがもちろんベストかと思いますが、二人の世界でエロ中心なので単巻で聞いても雰囲気は味わえました。迷蝶も聞きましたが、人外設定でも男性キャラクターが本当に愛情を注いでくれるので安心して聞けます。