偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

Reverse;~敏腕社長と溺愛彼氏~ (CV:茶介)

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バニラレシピ発、男性キャラクターの表と裏の顔を1枚で楽しむシリーズ第一弾。声は茶介さんです。
茶介さん演じる大手企業の若社長、久保寺尊(くぼでら・たける)は秘書であるヒロインと秘密の恋人。社内では機敏かつ冷徹で勝気な社長、プライベートで二人きりの時は思い切りヒロインを甘やかしてくれる溺愛彼氏というギャップを楽しむことができます。


家で仕事で頑張ってくれたお礼と料理を振るまってくれる尊。頻繁に料理を作ってくれる尊に申し訳ない気分になるヒロインにどちらが作らなきゃいけないとかない、疲れてたら外食でもいいと世の奥様や彼女が喜ぶ理解ある彼氏で面倒見がいいです。2代目社長である尊は、上層部に舐められないよう強気に振るまっていますがそれは演技で、会社の業績を上げたら結婚しようとヒロインとの仲も良好。公式でも「完璧なお嫁さん」のような彼氏とのことで、彼女の健康に気を遣い大丈夫と声を掛け、ベッドに運んでくれるとか完璧な接し方。

 

そんな中、大手ホテルグループとの商談が成立、成功させようと意気込む尊。取引先の社長は商談の席で秘書であるヒロインに声を掛けます。社長は実は女好きで有名とのことで、尊に心配されます。仕事を勝ち取り業績を上げたいヒロインは取引先の社長の要求に応じ、ひと悶着起こる様子が描かれています。展開はオーソドックスで想像がつく内容ですが、尊の心配性かつ共感能力の高さがよく出ていてお嫁さんというかお母さんのような。社内恋愛では通例のオフィスラブも描かれ、ベタな展開が楽しめます。


社長として傲慢な振る舞いの時は早口で、素の時はおっとりゆっくりしたしゃべりになります。おぼっちゃん感というか、育ちがいいゆえの人柄の良さが出ていてキャラクターのつかみ方が絶妙です。濡れ場でも甘くてソフト、でも積極的。社長モード入ってる時は上司として余裕で接し、挑発して命令と表裏が楽しめる仕様になってます。茶介さんは肉食系の年上役が多い方ですが上品でソフト、端正かつ紳士な役も似合う方。今回は少し違い、甘やかしつつ自分も甘えて可愛さもある男性像が描かれてました。