偏愛シチュエーション

18推CD、同人音声の感想ブログです。内容にふれているため自衛お願いします。

2018年個人的ベスト10後編(6~10位)

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ここでは私個人の2018年のベスト10を書いていきます。以下、ランキングです。

 

1.「私の小鳥 -Gold(ゴルド)-」 ヴィルフリート(黒井勇)(ツナボニコレクションズ)
2.Rouge et Noir Maximum Bet ピットボス アーレン・クライヴ(テトラポット登)(花鏡)
3.わたしの獣 伊勢谷広大編(冬ノ熊肉)(Venerdi)
4.(DL)ブラン・カッツェ~枯れた白~Jeu de poupée(茶介)(アラベスク
5.「Monthly 土門熱」Type-AB(土門熱)(フロンティアワークス
6.片恋メランコリア~Living ghost~(利一翔)(ケイズ・エンターテイメント)
7.アンドロイデイズ ver.テルセロ(黒井勇)(バニラレシピ)
8.極道の男は哀を詠う(二枚貝ほっき)(カナリアレコード)
9.Cream Pie~大好きな彼と、素肌のままで最後まで♡由丘孝太(黒井勇)(みつぼみ)
10.恋人は真面目な変人(深川緑)(GOLD)

 

前編は1~5位までで、こちらの後編では6~10位までプレゼンします。 

6.片恋メランコリア~Living ghost~(利一翔)(ケイズ・エンターテイメント)
イケメンでないキャラデザに興味を持ち聞きました。ひきこもり青年とオラオラ系の幽霊と、一人二役を利一翔さんが熱演されてます。幽霊なのにヒロインを犯す幽霊は言動がめちゃくちゃなようでどこか影があり、思慮深さもある一筋縄ではいかない相手。真相は予想がつきますが、感情の渦に飲まれるセリフと迫真の演技が圧巻です。

 

7.アンドロイデイズ ver.テルセロ(黒井勇)(バニラレシピ)
近未来が舞台で、ヒロインはセクサロイドを製作した研究者。目覚めたセクサロイド少年マンガの悪役のような尊大なしゃべりで、マスターのヒロインを襲います。トンデモキャラかと思ったら、後半叱られてしゅんとなるかわいい幼児と化してました。育成要素がある乙女ゲームのような作風で、中二病で幼いテルセロに女性心理を教えます。尊大なようで根は真面目で素直、エロは奉仕型と奇跡のバランスを保ったセクサロイドは萌えの塊でした。黒井さんの声は、男らしく古風なしゃべりのキャラクターが似合いますね。

 

8.極道の男は哀を詠う(二枚貝ほっき)(カナリアレコード)
12月下旬発売、つい最近記事を投稿した極道もの。ひよさん脚本で、ほっきさんの声がベストマッチでした。ヤクザの構成員としてよりも、男性キャラクターの半生を聞くことが出来る構成で、昭和設定なのがまた雰囲気がありました。お嬢呼びで敬語、べらんめえ口調も入るしゃべりが堪能出来ます。ほっきさんの男らしく端正で、色気ある声での濡れ場演技が最高です。

 

9.Cream Pie~大好きな彼と、素肌のままで最後まで♡由丘孝太(黒井勇)(みつぼみ)
この中では一番普通の男性キャラクター。エロさやアダルトさよりも、若さやかわいさが際立つ黒井さんの声がさわやか。新婚で浮かれているけど家事や仕事を両立しつつの共同生活は大変、という話。大きな事件は起こらないものの、男性視点で浮き沈みある心情が聞けます。他に類を見ないほど生活感が強く出た作品で、甘いだけでもエロいだけでもない作風がいいなと思いました。

 

10.恋人は真面目な変人(深川緑)(GOLD)
同僚にいきなり告白され、性交してほしいと要求されるコメディ。真面目さが妙な方向に発揮される爆笑必至の作品です。深川緑さん演じる基本真面目なキャラクターが、時折声を落としてささやく時の色気の破壊力がすごいです。
2018年、卯木悠里さん脚本の作品が数多くリリースされ、シチュクラを惑わせたのは記憶に新しいと思います。このブログでは何気に「ヘンアイカレシ」がホットワードでした(紹介の際、「ヘンアイカレシの~」と書いてる)。茶介さんがオネエ男子を好演した「恋愛確率1%」や、テトラさんの「CrazyBeat」も結構な爆弾でした。

 

こうして見ると「いい脚本で魅力的なキャラクターを下さい…!!」というわがままな主張が出た並びになったなと。18推を数年聞き続けた結果だと思うのですが、私の場合推しが出演して人気レーベルだったらまちがいなし、という感覚があまりないんですね。キャスト買いはよくしますが、いいなと思うのはまず脚本や構成が良く、次にキャラクターと声の相性がいい作品だなと。前回も書きましたが、わがままなのは百も承知で脚本に力を入れた作品に出会いたいです。