偏愛シチュエーション

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只今恋愛中! 万太編~魔法使いになった日~ (CV:テトラポット登/櫻井真人)

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ラビットキャンディ発「只今恋愛中」第5弾。2018年1月下旬発売の「只今恋愛中! 久幸編with B~坂下家の日常~」のラストに今作の予告があるも、前作リリースから結構空いてようやく発売になりました。今回はテトラポット登さん演じる坂下万太がメインで、櫻井真人さん演じる久幸がサブとして登場します。

前作の記事です↓

只今恋愛中!久幸編 with B~坂下家の日常~(CV:櫻井真人) - 偏愛シチュエーション

 

万太は久幸の従兄弟で、頭が良く仕事も出来る青年。モテないわけではないけど、付き合った経験がない男の子。万太が30歳の誕生日を迎えたところからはじまります。変な高笑いから「魔法使いになる日がきたのだ」と一人で宣言する万太。男が30になっても童貞だったら魔法が使える、という都市伝説を立証すべく身持ちを固く(?)していたようです。そんな中、呼び出していた久幸が家にやって来ます。万太は魔法でお茶を入れようと念を送り(?)ますが、当然魔法は使えず。久幸の家では奥さんが出産し、双子が生まれたとのこと。久幸は子どもの可愛さにのろけます。万太は出産祝いに服をプレゼントしていて、貰った服を着る双子の画像を自慢する久幸。万太は画像を1枚くれと言います。服を選んでくれた人に画像を見せる、という言葉に驚く久幸。服を選んでくれたのは万太の彼女という言葉に驚きです。よくよく話を聞くと、たまに食事に行く程度の仲とのこと。久幸の「お前不能なの?」という言葉にのけぞりますが、万太の「いたって健康だ」の返しがなんとも。ちゃんと付き合ってるのか、エッチありの関係なのか久幸は聞きたいんだよね。深夜にも関わらず、行動しようとする万太を久幸が引き留めます。ここでのやり取りが気心の知れた男同士の会話で、漫才のようなしゃべり。おもしろ男子の久幸がまともに思えてくる、万太の変人ぶりが披露されます。

 

万太が彼女—ヒロインと出会ったのは数年前で、声をかけたのはヒロインの方からでした。彼女はいますかと質問される万太。相手が異性として気にかけてると気付いた万太は、どうせならお付き合いしましょうと提案。見た目は割と好みとか、初対面で言うことじゃないよ。万太は魔法少女になる夢があると説明。30になってそれを立証したいとひょうひょうとしゃべり、経験がないことも暴露。本気かどうかよく分からないしゃべりですが、はじめて彼女が出来たことを喜んでるようです。というか、立証のために30になるまで待ってと言うんだ(汗)。そんな万太を待ち、清い交際をしていたヒロインも我慢強いというか変わってるというか。

 

その後彼女との仲を進展させるべく奮闘、というか万太の行動と言動に振り回されます。なんかもう外堀固められてるっていう。順序をすっ飛ばして話を進め、二人は結婚することに(早っ)。これ、たった一日の出来事なんですよ。万太の気持ちが見えづらいですが、ヒロインのことが大好きみたいです。手続きを済ませヒロインの部屋にいる二人。ヒロインの求めで事に及ぶことになります。本番時の言い回しが独特で、いやそこ発音良く言わなくていいから、とツッコミたくなります。なんか言動が小学生みたいだなと。文章でどうと言うより、聞いて確認してほしいです。最後に誓いを立ててくれるので、彼なりに本気みたいです。

 

万太の合理的で計算高く、マイペースでセールストークみたいなまくしたてるしゃべりに翻弄されます。乙女系ではお目にかからないしゃべりを連発し、ツッコミが止まりません。同シリーズの他作品聞いてる方は分かると思いますが、会話こそがメインでエロさを求めて聞く作品ではないです。テトラさんが楽しそうに演技されているのが聞きどころです。